新型コロナウイルスに関する注意喚起(当館管轄内各州のロックダウン措置の段階的解除ほか)

●5月30日,インド政府は,封鎖ゾーン(Containment Zone)を除き,今後ロックダウン措置を段階的に解除することを発表するとともに,それに向けての新たなガイドラインを発出しました。それを受け,当館管轄内のマハーラーシュトラ州政府,グジャラート州政府,マディヤ・プラデシュ州政府は,それぞれの州のガイドラインを発表しましたので,詳細は本文2のリンクを参照してください。州政府独自の規制や制限にも御注意ください。

●各州の新しいガイドラインは,本文2のリンクのとおりです。規制で連邦政府と異なる主要点は,例えば,マハーラーシュトラ州では,封鎖ゾーン以外で6月5日から商店の営業が隔日で可能,6月8日から民間企業の営業が再開可能となることとなっています。また,かかる規制も日々更新されますので,在留邦人及びインド滞在中の皆様におかれましては,今後も各州政府・各自治体が発表する最新情報の入手に努めていただき,十分注意して行動してください。

マハーラーシュトラ州及びグジャラート州は,インド国内でもコロナ感染者数が最も多い州で,感染者数及び死亡者数とも増え続けています。ロックダウンの解除に伴い,人々の移動がより自由になるため,コロナ感染予防措置を今まで以上に十分にして行動してください。

在留邦人及び短期渡航者の皆様へ

1 5月30日,インド政府は,封鎖ゾーン(Containment Zone)を除き,今後ロックダウン措置を段階的に解除することを発表するとともに,それに向けての新たなガイドラインを発出しました。それを受け,当館管轄内のマハーラーシュトラ州政府,グジャラート州政府,マディヤ・プラデシュ州政府は,それぞれの州のガイドラインを発表しましたので,詳細は以下2のリンクを参照してください。州政府独自の規制や制限にも御注意ください。なお,封鎖ゾーン(Containment Zone)に関しては,インド保健省の通知に基づき各自治体(ムンバイ市,プネ市,アーメダバード市ほか)が決定することとなっています。

2 インド政府及び当館管轄内各州政府による新たなガイドラインは,以下のとおりです。このうち,マハーラーシュトラ州政府の規制で連邦政府と異なる主要な相違点は,以下のとおりです。

○インド政府による新たなガイドライン

https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHAOrderDt_30052020.pdf

マハーラーシュトラ州政府による新たなガイドライン

https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/files/100061433.pdf

マハーラーシュトラ州政府による新たなガイドラインの修正・補足版

https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/files/100062287.pdf

グジャラート州政府による新たなガイドライン

https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/files/100061440.pdf

○マディヤ・プラデシュ州政府による新たなガイドライン(当館作成の仮英訳)

https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/files/100061439.pdf

マハーラーシュトラ州政府の措置の主要な相違点(封鎖ゾーンを除く)

(1)Phase 1(6月5日〜 注:6月3日開始予定がサイクロンで延期になったもの)

・散歩やジョギング等の屋外運動が可能(午前5時〜午後7時の間)。

(2)Phase 2(6月5日〜)

・マーケットや商店(ショッピングモールを除く)の営業再開が隔日で可能(終日,道路の片側のみ営業可)。

・すべての人による自家用車での移動が可能(運転者+2名の人数制限)。

(3)Phase 3(6月8日〜)

・民間企業の営業再開が可能(従業員の10%又は10人のいずれか多い方の従業員の出勤)。

3 マハーラーシュトラ州及びグジャラート州は,インド国内でもコロナ感染者数が最も多い州で,インド政府によると,6月5日現在のインド国内感染者の合計は227,121例(死亡6,365例),マハーラーシュトラ州内感染者の合計は77,793例(全国に占める割合は約34%,死亡2,710例,同約42%)グジャラート州内感染者の合計は18,609例(全国に占める割合は約8%,死亡1,155例,同約18%)で,感染者数及び死亡者数とも増え続けています。ロックダウンの解除に伴い,人々の移動がより自由になるため,コロナ感染予防措置を今まで以上に十分にして行動してください。

4 在留邦人,インドご滞在中の皆様におかれては,以下の点にもご注意の上,最新情報の入手に努めてください。今般の新型コロナウイルス拡大に伴うインド政府のロックダウン措置により邦人の皆様の中で困っていることや悩んでいることがあれば,本メール末尾の当館問い合わせ先にご連絡ください。

(1)中央政府及び地方政府が感染予防のための措置を継続しており,制度が突然変更される可能性もありますので,十分注意して行動してください。

(2)在インド日本国大使館では在留邦人の皆様からの保健相談を受け付けるための窓口を設置しています。

jpemb-hokensoudan@nd.mofa.go.jp

(3)ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。

・密閉空間,密集場所,密接場面を避け,ソーシャル・ディスタンスを確保する。

・アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。

・咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。

(各種情報が入手できるサイト)

インド政府広報局ホームページ

https://pib.gov.in/indexd.aspx

インド保健・家庭福祉省公式ツイッター

https://twitter.com/MoHFW_INDIA

インド入国管理局ホームページ

https://boi.gov.in/

在日インド大使館ホームページ

https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問い合わせ先】

在ムンバイ日本国総領事館・領事班

電話(91−22)2351−7101

メール ryoji@by.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続をお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete