外出規制の緩和(第3段階)

本3日,ジュリービー首相付大規模事業担当大臣等は,概要以下のとおり外出規制措置の緩和(第3段階)について発表しました。

(首相付大規模事業担当大臣)

●6月4日より段階的外出規制緩和の第三段階に移行し,14日まで継続する。各自必要な衛生措置を尊重する。

●公務員,製造業,サービス業,公共事業,建設業について100%の稼働率を認める。

●4日より,許可証なしでの越県移動を認める。

●モスク,観光ホテル,あらゆるレストラン,カフェ,喫茶店の再開を認める。

●結婚式場は4日から再開,閉鎖空間の場合14日までは50%のキャパシティで営業し,その後は状況を評価し柔軟に対応する。

●あらゆるスポーツイベントは8日から無観客で再開。

●27日から国境を再開するにあたり,関連する条件や措置等は14日までに改めて発表し,全体像を明らかにする。

(観光大臣)

●14日までに入国する者の隔離(1週間,期間終了後に検査,陰性ならさらに1週間の自宅待機)に関しては,三つ星から五つ星のホテルを複数準備しており,チュニジアの在外公館のホームページ(発言ママ)に掲載される予定。(注:別途,当局に確認したところ,4日から14日までの帰還便で入国する者については,新型コロナウイルス感染にかかる陰性証明は求めない。また,入国後,1週間のホテル隔離の7日目の検査で,陽性なら強制隔離センターに移送されるとのこと。)

●(1泊あたり)税別で三つ星は60ディナール,四つ星は80ディナール,五つ星は100ディナールで,各自が出発前に直接連絡を取り予約,支払いを済ませる。

●フルボード(三食込み)で,空港からの交通費も込み。

●14日までに状況を再評価し,柔軟に対応する。

運輸大臣

ルアージュ(乗り合いタクシー)は50%のキャパシティ,料金は50%増額(6月4日〜14日)。

●その他公共交通機関は50%のキャパシティで運行。

●全ての利用者はマスク着用が義務。

なお,現在,新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて,複数の国が入国者に対して事前に医療機関を受診し,新型コロナウイルス感染症のリスクを評価した診断書の提出を求めています。そのため,我が国の国立国際医療センターが,入国条件に事前の健康診断書提出を求められる場合等に限り,診断書を発行するとしていますので,参考としてください。

国立国際医療研究センター病院HP http://travelclinic.ncgm.go.jp/009/index.html

チュニジア政府は15日以降の入国者に対する措置については検討中とのことですので,詳細が判明次第お伝えします。

令和2年6月3日

チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417