新型コロナウイルス感染症関連情報(ヨルダン政府の措置及びヨルダン国内感染者数等 :6月2日分)

●ヨルダン民間航空当局によれば,空港再開時期は未定であるが,現在,種々の検討が行われており,空港が再開された際には,入国者に対する14日間の検疫や陰性証明書の提示を求めることが検討されているとのことです。また,航空便再開の決定は,新型コロナウイルスの感染率が低い国々から実施される見込みとのことです。

●政府は,2日(火)に確認された新規感染者数は9名で,これにより累計の感染者数は755名となったと発表しました。

1 空港再開の時期

 2日,メスト民間航空規制委員会委員長は,ヨルダンの空港再開時期は未定である旨述べたところ,要点は次のとおりです。

(1)空港の再開時期,また,旅行者への空港及び民間航空の再開に伴う影響を軽減するための措置緩和について,専門委員会により詳細な検討が行われている。

(2)仮に空港及び航空交通の再開が決定されれば,段階的に実施されることとなり,完全な状態での再開とはならない。また,ヨルダンを離発着する民間航空便に対して,公衆の安全を第一に,合理的かつ論理的な解決策がとられるよう協議・検討が行われており,空港の再開に伴う手続及び指示の一環として,ソーシャル・ディスタンスを確保しつつ,旅行者とその荷物及びパスポートに対する消毒手続等が検討されている。

(3)ヨルダンに到着・出発する旅行者に対するその他の予防措置として,民間航空規制委員会が再検討を計画している14日間の検疫に係る提案について,検討・協議が行われている。また,ヨルダン当局が入国者に陰性証明書を要請する可能性がある。

(4)(ヨルダンへの)航空便再開の決定は,新型コロナウイルスの感染率が低い国々から実施される見込みである。

2 ヨルダン国内の感染状況

 ヨルダン政府は次のとおり発表しました。

(1)2日(火)に確認された新規感染者数は9名で,これにより累計の感染者数は755名となった。内訳は次のとおり。

 ア 2名:帰国者の隔離に使用されているホテル従業員

 イ 3名:ロシア,米国,カタールからの帰国ヨルダン人

 ウ 4名:サウジから入国したヨルダン人トラック運転手1名及び非ヨルダン人3名

(2)同日の治癒者14名。

(3)同日のPCR検査実施数は5,819件,総検査数は198,879件

 本情報は,当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。

 いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。

新型コロナウイルス感染症の予防法について−

 まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

 具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

 さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルス

(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111

https://www.moh.gov.jo/

ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語

https://corona.moh.gov.jo/ar

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江 及び 田口

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