5月31日,パラシェ・クイーンズランド(QLD)州首相及びマイルズ州副首相兼保健大臣は,州民の努力によりCOVID-19対策が奏効しているため,6月1日(月)正午より,QLD州内全域(指定先住民地域を除く)における旅行を無制限(宿泊も可)に認め,また,レストラン,カフェ及びパブについて最大20人までの顧客受け入れを認めること等を発表しました。
州首相及び副首相兼保健大臣の発表概要は次のとおりです。
●C0VID-19に関する規制の大規模な緩和として,6月1日(月)正午から,QLD州民は州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能となる。
ただし,先住民コミュニティの制限区域や安全対策についても見直しを行なうものの,現時点で緩和は行われない。
●道路,鉄道及び航空機の利用を含むこの州内旅行の緩和は,6月27日からの学校休暇に十分間に合うものであり,かつてない低迷に見舞われた観光業界の起爆剤となるであろう。
●当初6月12日に予定されていた第2段階の制限緩和を前倒しして旅行制限を解除することができるのは,州民によるC0VID-19に対する素晴らしい対応の賜物である。
●レストラン,カフェ及びパブについても更なる緩和が行われる。
COVID安全対策チェックリストに沿って営業しているレストラン,カフェ及びパブについては,6月1日から,現在の最大10人から,最大20人の顧客受け入れが可能となる。
●6月5日(金)から,産業に関するCOVID安全対策計画に基づいて更なるスペースの確保が可能な施設については,個別の区域ごとに最大20人の飲食客受け入れが可能となる。例えばサーフクラブ,パブ及び退役軍人連盟クラブでは,十分に広い個別の屋内乃至屋外の区域ごとに,それぞれ最大20人の飲食客を受け入れることが可能となる。ただし,全ての区域において4平米に顧客1人等の厳格な社会的距離と衛生管理の遵守を行う必要がある。また飲み物については,自らカウンターで注文・立ち飲みするのではなく,着席したままで注文し楽しむ必要がある。
●同様の制限は,ジムやスポーツクラブ,公園,博物館や美術館,教会・礼拝所及び図書館等の公共施設にも適用される。
●複数の競技場を有するコミュニティ・クラブでのスポーツは,それぞれの競技場ごとに最大20人までの観客制限が適用される。
●州政府は,COVID安全対策計画を準備中の産業との間で,制限の緩和につき引き続き協議・調整を行っていく。
本件に関する種々発表等(いずれも5月31日付)については,以下の原文(英文のみ)をご覧下さい。
・パラシェ首相メディア・ステートメント
・マイルズ州副首相兼保健大臣メディア・ステートメント(先住民及びトレス海峡諸島民コミュニティにおける制限緩和ロードマップ)
・移動及び集会(州内旅行)に関する制限に関する州主席医務監指令
・各種事業活動(レストラン,カフェ及びパブ他)の制限に関する州主席医務監指令
おことわり
このお知らせは、在ブリスベン日本国総領事館ケアンズ領事事務所へ提出していただいた在留届、または「たびレジ」に登録されたメールアドレスをもとにお送りしています。
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