外出規制措置の段階的緩和

本21日,ジュリービー首相付大規模事業担当大臣は,概要以下のとおり外出規制措置の段階的緩和について発表しました。

なお,夜間外出禁止措置には言及しておらず,これまで通り(ラマダン期間中は夜11時から朝5時まで)夜間外出禁止措置を遵守するようお願いします。また,依然として感染が再度拡大する可能性はあり,引き続きマスクの着用,社会的距離の確保,多人数が集まる場を控える等の予防策が不可欠と述べていますので,予防策の励行をお願いします。

1.大学の再開は,越県移動が現在も禁止されているため,6月8日に延期(当初は6月1日予定)する。6月4日から学生のみ(越県)移動が許可される。

2.高校第4学年は当初の予定通り,5月28日に授業を再開。

3.規制緩和第2段階で緩和する予定であった一部産業を第3段階(6月4日)からの緩和に延期。

予定通り5月26日からの再開が許可されるのは、保育園,幼稚園及び託児所のみ(50%のキャパシティで再開)。

4.モスク、文化施設、美術館、観光レストラン・ホテルは6月4日から再開できるが、その受入れは50%に制限される。

5.国際大会に関係する個々のスポーツ・トレーニングは6月4日から許可される。

6.ティールーム、カフェ、ファーストフード店は、6月4日から再開できる。ただし,持ち帰りサービスは5月26日から可能。

7.規制緩和第1段階で50%の稼働が認められていたサービス,建設,公的部門は,5月26日から50%ではなく75%で活動を継続。

8.公的部門の時差付短時間労働制は、6月14日まで維持。

9.小規模自営業に対する隔日営業の規制は5月26日に終了。

10.6月14日から映画館及び劇場を50%の入場率で再開。また,展示会、会議場、全てのスポーツ・研修・エンターテイメントも再開するが,今後の状況次第で変更される。

なお,これとは別に,トゥーミー観光・手工業大臣が昨20日,海水浴について,禁止されるのはビーチで多数集まることであって,遊泳は禁止されないと述べていますので,海水浴に際しても多数で集まることは避けて感染予防に努めて下さい。

令和2年5月21日

チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417