【緊急】ミンダナオ地方における主な地方自治体の「一般的なコミュニティ隔離」の状況について

●５月１６日から３１日までのミンダナオ地方の主な地方自治体の「一般的なコミュニティ隔離」の状況について，本日（５月２０日）までに判明している情報によれば，以下のとおりです。

●「一般的なコミュニティ隔離」の下では，一部業種の稼働やショッピングモールの再開（娯楽関係の店舗は除く）が許可されています。他方，個人の外出自粛要請（２１歳未満及び６０歳以上の者などの外出自粛），買物・通院用パスの使用，外出時のマスクの着用義務付け，夜間外出禁止，酒類販売禁止などは継続しており，一般市民の日常生活の面では制限が継続しています。また，各地方自治体は，夜間外出禁止の時間帯や買物・通院パスの使用規定などを別途定めています。

フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在ダバオ日本国総領事館

１　５月１６日から３１日までのミンダナオ地方の主な地方自治体の「一般的なコミュニティ隔離」の状況について，本日（５月２０日）までに判明している情報によれば，以下のとおりです。

（１）ダバオ市

（ア）関連文書：５月１５日付ダバオ市政府行政命令第３３号。

（イ）夜間外出禁止：夜２１時から朝５時まで。

（ウ）「食料品・薬品パス（FM Pass）」の使用は継続。

（エ）酒類販売等全面禁止。

（２）北ダバオ州

（ア）関連文書：５月１５日付北ダバオ州政府行政命令第４０号。

（イ）夜間外出禁止：夜２１時から朝５時まで。

（ウ）酒類販売等全面禁止。公共の場での唾吐きを禁止し，違反者は処罰。

（３）ダバオ・デ・オロ州

（ア）基本文書：５月１５日付ダバオ・デ・オロ州政府行政命令第３４号。

（イ）夜間外出禁止：夜２０時から朝５時まで。

（ウ）自宅待機者の年齢制限は１８歳未満の者及び６０歳以上の者（在ダバオ日本国総領事館注：同州独自の基準）。

（エ）「自宅隔離パス（HQP）」の使用は継続。

（オ）職場では，週４日間の労働又は代替的労働形態との併用を推奨。仕事時のマスクの着用を義務付け，雇用主は従業員にマスクを支給する。

（カ）酒類販売等全面禁止。

（４）南ダバオ州

（ア）関連文書はまだ発出されていません。

（イ）夜間外出禁止：夜２０時から朝５時まで。

（５）東ダバオ州

（ア）関連文書：５月１６日付東ダバオ州政府行政命令第２２号。

（イ）夜間外出禁止：夜２１時から朝４時まで。

（ウ）「自宅隔離パス（HQP）」の使用は継続。

（エ）酒類販売等全面禁止。公共の場での唾吐きは禁止。

（オ）接触しないスポーツ（ランニング，テニス，自転車乗り）は許可。

（６）西ダバオ州

（ア）関連文書：５月１５日付西ダバオ州政府行政命令第３２号。

（イ）夜間外出禁止：夜２０時から朝５時まで。

（７）ジェネラル・サントス市

（ア）関連文書：５月１８日付ジェネラル・サントス市政府行政命令第３２号。

（イ）夜間外出禁止：夜２１時から朝４時まで。

（ウ）自宅待機者の年齢制限につき，１９歳未満の者及び６０歳以上の者（在ダバオ日本国総領事館注：同市独自の基準）。

（エ）全市の１２地区（クラスター）区分は継続。これまで各村（バランガイ）が発行した「自宅隔離パス」に代え，市政府が「強化された隔離パス（EQ Pass）」を発行（１家族につき１枚。日曜日は使用不可）。車番による交通規制の継続（奇数は月曜日，水曜日及び金曜日に移動可能。偶数は火曜日，木曜日及び土曜日に移動可能）。

（８）カガヤン・デ・オロ市

（ア）関連文書：５月３日付モレノ同市長発メモランダム。

（２）夜間外出禁止：夜２１時から朝５時まで（３月２６日付カガヤン・デ・オロ市政府行政命令第５３号を継続）。

２　「一般的なコミュニティ隔離」の下では，一部業種の稼働やショッピングモールの再開（娯楽関係の店舗は除く）が許可されています。他方，個人の外出自粛要請（２１歳未満及び６０歳以上の者などの外出自粛），買物・通院用パスの使用，外出時のマスクの着用義務付け，夜間外出禁止，酒類販売禁止などは継続しており，一般市民の日常生活の面では制限が継続しています。また，各地方自治体は，夜間外出禁止の時間帯や買物・通院パスの使用規定などを別途定めています。

３　フィリピンに滞在中または渡航・滞在を予定されている方におかれましては，末尾のリンク先その他の信頼できる情報源からの最新の情報の入手に努めてください。フライト運行状況については，各航空会社等に確認してください。また、次の諸点にもご注意の上、冷静に対応してください。

（１）適切な手洗い，会話の際に距離を置くこと，咳エチケット，また，人混みを避ける等は特に心がけてください。また，地方自治体で「外出の際のマスク着用義務付け」，「パスの携帯又は着用」や「夜間外出禁止の時間帯」等が定められている場合は，それに従ってください。

（２）万一，発熱や喉の痛み，咳等の症状がある場合には，あらかじめ医療機関に電話してから早めに受診するようにしてください。なお，フィリピン保健省は，保健省（DOH）ホットライン：(02)8-651-7800 内線1149，1150への電話も呼びかけています。

（３）特に，高齢者・基礎疾患を有する方が新型コロナウイルスに感染した場合，重症化するリスクが高いことを踏まえ，安全確保について検討してください。

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●ダバオ市政府新型コロナウイルス感染症オペレーションセンター：

　　　Tel:　09175086548，09190711111

　　　Email: covidtf@dabaocity.gov.jp

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