新型コロナウイルスに関する注意喚起(31:モルディブから日本入国時の検疫強化)

【ポイント】

● 5月16日午前0時以降,モルディブから日本に入国する場合,日本国籍者も含め,新たな水際対策措置が執られます。

● 検疫の強化(PCR検査等)が実施されます。

● 検査結果が判明するまで自宅、空港内のスペース等で待機することになります。

PCR検査結果判明まで1〜2日程度、空港等において待機が求められる状況です。

【本文】

5月14日、日本において「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。本件措置の主な点は以下のとおりです。

5月12日にモルディブ感染症危険情報がレベル3に引き上げられたことを受け,5月16日午前0時以降,モルディブから日本に入国される方(日本国籍者も含みます)には新たな水際対策措置が執られますので,日本への帰国等の際には、ご留意いただくとともに、最新の情報をご確認ください。

1.検疫の強化

(1)検疫法に基づき、本邦空港にて検疫官に上記対象地域からの入国である旨を申告することが義務づけられています。

(2)空港の検疫所において、質問票(滞在先、移動手段、入国便名、電話番号等)の記入、体温の測定、症状の確認などが求められます。全員にPCR検査が実施され、自宅等、空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機することとなります。

(3)検査結果が陽性の場合、医療機関に隔離(入院)されます。

(4)検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、ご自宅やご自身で確保された宿泊施設等で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります。

(5)上記の検査等は、検疫法に基づき実施するものであり、検疫官の指示にしたがわない場合には、罰則の対象となる場合があります。

2.注意すべき点

(1)流行地域の拡大に伴い、PCR検査の対象となる方が急増しており、到着から入国まで数時間、結果判明まで1〜2日程度、空港等において待機いただく状況が続いているとのことです。帰国を検討される場合には、上記のような空港の混雑状況や待機時間について十分留意する必要があります。また、航空便の運航状況について、利用予定の航空会社のウェブサイト等で確認の上、適切な時期を検討されることをお勧めします。

(2)自宅等でPCR検査の結果を待つ場合、症状がないこと、公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)等)を使用せずに移動できることが条件となるため、事前にご家族やお勤めの会社等による送迎、ご自身でレンタカーを手配するなどの移動手段を確保する必要があります。また、検査結果が判明するまで、ご自身で確保されたホテル、旅館等の宿泊施設には移動できません。

(3)詳細は以下のリンク先をご確認ください。

●外務省海外安全情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C050.html

厚生労働省ホームページ

「水際対策の抜本的強化について(新型コロナウイルス感染症

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

「帰国された皆様へ」

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618977.pdf

(問い合わせ先)

モルディブ日本国大使館

緊急電話:+960-7788491又は+960-7788472

電子メール:ryoujimale@mo.mofa.go.jp