地下鉄の運行再開について

●首相府は、9日午前6時から地下鉄の運行を再開すると発表しました。

●8日、新たに75人の感染が確認され、アゼルバイジャンにおける新型コロナウイルス感染者数は累計2,279人(内、死亡者28人、退院者1,576人 )となっています。

1 地下鉄の運行再開

  首相府は8日、明日(9日)午前6時から地下鉄の運行を再開すると発表しました。

  利用に際しての条件等は下記のとおりとなります。

 (1) マスクの使用と社会的距離の確保。

 (2) 地下鉄駅構内に立ち入ることができるのは、SMSで許可を取得した者、ポータルサイトicaze.e-gov.azに登録している者、在職証明書を携帯している者に限られる。

 (3) 地下鉄駅構内に入る際、体温検査が実施される。

 (4) 地下鉄は最小限の運行。

 (5) 社会的距離を確保するため、音声や警告標識による案内を実施する。

 (6) 社会的距離が確保されるよう、地下鉄構内の入口周辺に標識を設置する。

 (7) 地下鉄構内にある薬局でマスク等の販売を行う。

  (首相府)https://nk.gov.az/az/article/841/アゼルバイジャン語)

  (報 道)https://report.az/ru/socialnaya-zashhita/nazvani-pravila-polzovaniya-bakinskim-metro/(英語、ロシア語)

2 アゼルバイジャンにおける感染状況

  8日、新たに75人の感染が確認され、アゼルバイジャンにおける新型コロナウイルス感染者数は累計2,279人(内、死亡者28人、退院者1,576人 )となっています。

3 感染拡大防止に向けて

  アゼルバイジャン国内では今週4日(月)から特別隔離措置の一部が緩和されています。

  これを受け、多くの人々がマスクを外し、街にも多くの人出が見られ、バスにも多くの乗客がマスク無しで乗車するなど、感染拡大に繋がりかねない状況も窺われます。

  実際、少ない時は20人台にまで減少していた新規感染者の数が、4日の一部緩和以降再び増加傾向となり、4日52人、5日76人、6日67人、7日77人、8日75人と高い水準で推移するようになりました。

  邦人の皆様におかれましては、ストレスの溜まる厳しい生活環境が続いていることと思いますが、感染の危険性は依然として継続していることを念頭に、3密の回避と人的距離の確保、外出後の手洗いやうがい等の衛生措置の励行など、感染防止のための日常的な対応を心掛けて頂ければと思います。

   

  もし感染した、若しくは感染の疑いが生じた場合は、救急番号(103番)に連絡して所要の処置を受けるとともに、日本大使館にも連絡をお願い致します(連絡先は下記参照)。

   

【送信元】

 在アゼルバイジャン日本国大使館領事班

   電 話:+994-12-490-7818

   緊急時:+994-50-222-8063

   メール:consular@bk.mofa.go.jp

   H P:https://www.az.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html