新型コロナウィルスに関する情報共有(5月7日)

●5月7日現在,保健省発表の確定症例数は,昨6日から289人増の4131名です。

●保健省事務次官の発言内容

新型コロナウイルス制御・監視委員会委員長の発言内容

●米国CDCによるマスクの作り方紹介サイトの共有

1 5月7日、保健省は新型コロナ・ウイルスの感染者数を次のとおり発表しております。(5月7日15時時点(当地時間))

バーレーンにおける確定症例数は4131名

(うち治癒者数1998名,死亡者8名)

 ※バーレーン保健省ホームページ

https://www.moh.gov.bh/COVID19

2 昨日の保健省事務次官の記者会見における発言内容は以下のとおりです。

(1)1人の患者から何人に感染するかを示す数値である基本再生産数に関し,バーレーンにおける過去2週間の平均は1.14である。感染の縮小には数値は1を下回ることが必要である。

(2)商業施設の営業再開が発表されたが,社会的距離の確保等の予防措置の徹底を改めてお願いする。国民及び居住者に対しても,公共の場所でのマスクの着用の重要性を改めてお伝えする。

(3)感染者のための治療施設のキャパシティは2573床であり,うち1950床が使用中である。また,感染が疑われる者のための隔離施設のキャパシティは2474床であり,うち391床が使用中である。

(4)外国人労働者間の感染拡大防止に関しては住居の過密状態を解消することが重要であり,保健省は必要な措置を継続的に講じている。外国人労働者の間で感染者数が増加しているのは検査対象を拡大していることが理由である。

3 昨日の新型コロナウイルス制御・監視委員会委員長の記者会見における発言内容は以下のとおりです。

(1)感染の封じ込めには国民及び居住者一人一人の心がけが重要である。

(2)政府は治療キャパシティの拡充を進めており,新たにシトラ地区にICU施設を完成させた。同施設には必要な医療器具を備えたベッド152床が用意されていることに加え,訓練を受けた55人の医師及び250人の看護師が勤務している。これまでに1500人を超える医師に対して,患者との接し方や医療器具の使用方法等に関する訓練を行っている。

(3)感染の拡大防止と同時に,可能な限り早く通常の生活を取り戻すことを目指している。

(4)集団免疫政策については,感染後に容態が悪化するか,それとも軽症で済むか人それぞれであり,モラル的にも,医療的な見地からも採用には困難がある。

(5)幸いなことに国内の医療キャパシティを超えるような感染のピークは迎えていない。これは政府が予防的措置を積極的に講じている成果である。

(6)秋から冬にかけての感染の第二波についてはSARS等のウイルスでも確認されており,新型コロナウイルスが抗原連続変異することも十分考えられる。政府としては,継続的に準備をしていく。

(7)これまで57人の医療関係者が新型コロナウィルスに感染している。これは他国と比較すると少ない数字である。医療関係者に対しては毎週検査を実施している。

4 米国Centers for Disease Control and Preventionが,様々なマスクの作り方を具体的に紹介していますので,以下サイトを共有いたします。

 現在質の良いマスクを購入するのは困難な上,価格が高騰しているので,ご自身で繰り返し使用できるマスクを作ってみるのも良いかと思います。

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/diy-cloth-face-coverings.html

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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