スロバキア国内における新型コロナウイルス関連情報(政府による入国管理措置の更新)

 4月29日,公衆衛生局は,4月6日午前7時から導入されたスロバキアに入国するすべての人に対する政府が指定する施設でのウイルス検査及び隔離義務につき,同義務の対象外とされていた妊婦,医学的な配慮が必要な者(腫瘍、精神疾患、免疫障害、特別な栄養摂取、慢性呼吸器疾患、心臓及び循環器疾患、代謝不全、てんかん精神障害、定期的な点滴治療など),75歳以上の者,障害者,外交特権及び免除を享受する者について,4月17日付け措置を撤廃し,5月1日午前7時から以下のとおりとすることを決定(公表は30日)しました。

1 妊婦及び医学的な配慮が必要な者は,(1)健康状態に関して医師が発行した証明書(原本1通),(2)96時間以内に発行された新型コロナウイルスの陰性証明書(原本1通)を提出する場合に限り,政府が指定する施設での新型コロナウイルスの検査を受ける必要はない。ただし,入国後14日間の自主隔離を実施しなければならない。同伴者についても,96時間以内に発行された新型コロナウイルスの陰性証明書(原本1通)を提出すれば,妊婦及び医学的な配慮が必要な者と同じ扱いとなる。

2 75歳以上の者及び障害者(並びに同伴者)は,96時間以内に発行された新型コロナウイルスの陰性証明書(原本1通)を提出する場合に限り,政府が指定する施設での新型コロナウイルスの検査を受ける必要はない。ただし,入国後14日間の自主隔離を実施しなければならない。

3 外交特権及び免除を享受する者については,政府が指定する施設でのウイルス検査及び隔離義務は適用されない。

4 スロバキアに入国する全ての者は,かかりつけの医師に帰国した旨を,遅滞なく電話あるいはメールで報告しなければならない。かかりつけの医師がスロバキアにいない者は,各県の地元の医師に報告する必要がある。

 これまでスロバキア国内で決定された措置等については,当館ホームページ

新型コロナウイルス関連新着情報」(https://www.sk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00015.html

をご覧ください。