本２９日，ジュリービー首相付大規模事業担当大臣他は，概要以下のとおり５月４日からの外出規制措置の段階的緩和について発表しました。
なお，夜間外出禁止措置には言及しておらず，これまで通り（ラマダン期間中は夜８時から朝６時まで）夜間外出禁止措置を遵守するようお願いします。
１ 基本方針
●５月４日以降を３段階に分け，地域レベルの感染状況等を踏まえ，それぞれ段階的に規制を解除するか，もしくは広範な外出規制に戻すのかを判断していく
●各個人・企業等が公衆衛生上の予防措置（マスク着用等，詳細は社会問題省ＨＰにて公表）を執り，責任をもって措置を尊重する
●免疫力が低い者，慢性疾患の保持者，６５歳以上の者，妊婦，１５歳未満の子供は，外出規制緩和の対象外とする
２ 各段階別に認められる業種・稼働率（※いずれも，感染拡大の状況による）
●第１段階：５月４日から２４日まで
テレワークが不可能であること，必要な感染予防措置を取るとの条件付きで，以下の例外を除き自由業は１００％，それ以外（行政，製造業，一部サービス業等）は５０％が稼働を認められる
小規模自営業は身分証の番号により，隔日で営業が認められる
公務員は５０％が出勤，詳細は政令にて決定
（例外）
美容室，散髪業は５月１１日から再開
衣類・靴販売業，ショッピングモールは５月１１日から再開
●第２段階：５月２４日から６月４日まで
７５％の稼働が認められる
カフェ，レストラン，市場，スポーツ・文化・娯楽施設等はイード後に再開が認められる
●第３段階６月４日から１４日まで
１００％の稼働が認められる
３ 許可の取得
業務を再開する個人・企業等はオンラインで許可を申請，取得する（autorisation.gov.tn）。
各セクターで認められる稼働率を超える出勤が真に必要な場合，例外適用を申請することも可能。
４ 交通機関
タクシーはこれまで同様後部座席に１名のみ，公共の交通機関，出勤用のバスなどは座席の半分以下の乗車率とし，乗客間に１メートル以上の距離を空ける。
公共の交通機関は業務再開の許可を持った者のみが乗車できる。
いずれも車内ではマスクの着用を義務づける。
５ 学校の再開
今学年は高校の第４学年を除き終了し，高校の第４学年については５月２７日以降に残りの授業を行う。
令和２年４月２9日
在チュニジア日本国大使館
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電話：+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417
