新型コロナウイルス関連情報（４月２６日　クロアチアにおける感染状況及び感染症対策措置の緩和）

●４月２６日午後２時時点，クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は２，０３０名（＋１４），累計治癒者数は１，１０３名（＋６９），累計死者数は５５名（＋１）です。これまでに，３１，６２２件（＋７０９）の検査が行われています。※カッコ内の数字は前日比です。

●明日２７日から，クロアチアでは感染症予防措置の一部が緩和されます。なお，ザグレブ市では，２７日から市内のバスのみ運行を開始し，トラムは，３月２２日の地震の影響を踏まえ，安全性の確認された部分から，徐々に運行を開始する予定です。運行状況等につきましては，ZET（ザグレブ交通局）のウェブサイト（https://www.zet.hr/）等でご確認ください。

●２６日，ボジノビッチ内務相は，クロアチア市民保護本部の記者会見の中で，「クロアチアは，新型コロナウイルスとの闘いにおいて，未知のことが多い期間に入った。」旨述べました。クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては，行動範囲が広がる明日以降も，引き続き，感染防止に努めてください。

〇クロアチアでは，感染症予防措置が３段階に分けて緩和されます。明日２７日から始まる第１段階の緩和措置は，次のとおりです。

・ショッピングセンターを除き，全ての商店の営業再開

・大工，仕立屋，鍵屋，旅行代理店や写真屋等，顧客との密接な接触を伴わないサービス業の営業再開

・図書館，博物館，ギャラリー，骨とう品店，書店の営業再開

・優先度の高い受験者のための国家専門試験の実施

・トップ・ランクの競技会に出場する，シニア・スポーツ選手団，各種目第１・第２カテゴリーに属するスポーツ選手のトレーニングの再開

・市内及び郊外の公共交通機関の運行，フェリーの運航がない島への高速船の運航

〇政府による感染症対策措置の緩和計画の概要は，２４日付当館領事メールをご覧ください。領事メールのバックナンバーは，こちらです。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0385

〇２６日の記者会見の中で、ボジノビッチ内務相は，「クロアチアは，新型コロナウイルスとの闘いにおいて，未知のことが多い期間に入った。」旨述べました。また，同氏は，「新型コロナウイルスとの闘いにおける，新たなステージが始まった。それは，（感染症からの）出口戦略の始まりでもある。今後，市街や店舗において人の移動や活動が増えることになり，それによってウイルスが拡散するおそれがある。市民保護本部は，どうしたら感染状況を悪化させずに，できるだけ多くの活動を再開させ，そして，できるだけ多くの人々の生活を正常化できるのか，考えている。」と述べました。

【参考情報】

●クロアチア政府の新型コロナウイルス関連ウェブサイト

https://www.koronavirus.hr/

●クロアチア市民保護本部ウェブサイト

https://civilna-zastita.gov.hr/

●クロアチア航空ウェブサイト（「重要なお知らせ」のページ）

https://www.croatiaairlines.com/important-notice

●新型コロナウイルス感染症に備えて〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

●新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

【問い合わせ先】