●4月22日現在,保健省発表の確定症例数は,昨21日から57人増の2009名です。
●政府執行委員会は,ラマダン中の新型コロナウィルス対策を発表しました。
●外国人労働者の住居過密解消オペレーションに関する進捗状況
●過去2週間の間にセントラルマーケットで少なくとも10人の感染者が出ました
1 4月22日、保健省は新型コロナ・ウイルスの感染者数を次のとおり発表しております。(4月22日15時時点(当地時間))
バーレーンにおける確定症例数は2009名
(うち治癒者数1026名,死亡者7名)
※バーレーン保健省ホームページ
https://www.moh.gov.bh/COVID19
2 皇太子を議長とする政府執行委員会は昨日(21日),ラマダン中における新型コロナウィルス対策を以下のとおり発表しました。
(1)イフタールは家族間の少人数の集まりにすること
(2)マジュリスやガブガの開催及び出席の禁止
(3)公的なイフタール宴会開催の禁止
(4)ガルガウーン(ラマダン月15日の宗教行事)及びラマダン月終了に伴う集会の禁止
(5)イフタールのための食品配給の禁止
(6)以下の店舗等は引き続き営業する。
ア スーパーマーケット,精肉店,魚屋,八百屋,パン屋,食材店
イ 病院,診療所,薬局,眼鏡屋
ウ 銀行,両替店
エ ガソリンスタンド,自動車修理工場,自動車パーツ販売店
オ 建設及びメンテナンス業
3 同政府執行委員会にて決定した以下の対策は,4月23日木曜日午後7時から5月7日木曜日までの間,行われることになります。
(1)映画館,商業活動として行われるすべてのスポーツジム,フィットネスクラブ,スイミングプール,娯楽施設及び美容院・理髪店は引き続き休業とする。
(2)シーシャカフェは引き続き休業とし,飲食物の持ち帰り及びデリバリーのみの営業とする。
(3)レストラン,観光施設,フードコートは閉鎖し,持ち帰り及びデリバリー営業のみとする。
(4)個人経営の医院における不急の医療行為は停止とする。
(5)食料雑貨店の開店最初の1時間は,高齢者及び妊婦のみの利用とする。
(6)公共の場での集まりは5人以下とし,不要不急の外出を避け,できるだけ自宅にとどまること。
(7)すべての市民及び在住者は,公共の場でマスクを着用すること。
(8)商工業企業は,商品やサービスの直接的な提供を,オンラインやデリバリーに制限すること。
4 報道によると,警察長官は,住居過密解消オペレーションにより転居した外国人労働者の中に新型コロナウィルスの感染者はいないことを発表しました。
また,労働・社会相は,1100の外国人労働者住居を消毒したことを発表しました。
5 報道によりますと,過去2週間の間にセントラルマーケットにおいて少なくとも10人の外国人労働者が新型コロナウィルスに感染していたとのことです。
セントラルマーケットは,このように感染者が出ているだけでなく,時として労働者・顧客で過密状態になり,人との間隔が保てなくなりますので,事態終息まではなるべく行かないようにしてください。
【問い合わせ先】
在バーレーン日本国大使館 領事部
メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp
当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
電話:+973-1771-6565
FAX:+973-1771-5059
休館日はこちら http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm
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