在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(4月10日)

 4月10日のカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

●昨日お知らせした時点からのコロナウイルス新規陽性患者は38名です。

●上記を加算して,現時点における国内全体の感染者数は802名です。各州・都市ごとの内訳は以下のとおりです。括弧内は,昨日お知らせした時点からの増加数です。

(1)ヌルスルタン市:226名(+3名)

(2)アルマティ市:122名(+1名)

(3)クズルオルダ州:104名(+12名)

(4)カラガンダ州:61名(+4名)

(5)アクモラ州:61名(+5名)

(6)ジャムブル州:45名(+0名)

(7)アティラウ州:45名(+3名)

(8)トゥルケスタン州:34名(+0名)

(9)シムケント市:31名(+4名)

(10)北カザフスタン州:25名(+0名)

(11)アクトべ州:11名(+0名)

(12)アルマティ州:10名(+0名)

(13)マンギスタウ州:9名(+2名)

(14)東カザフスタン州:6名(+0名)

(15)西カザフスタン州:6名(+2名)

(16)コスタナイ州:3名(+0名)

(17)パヴロダール州:3名(+2名)

その他:死亡者9名(+2名),快復者63名(+3名)

(当館注)依然としてクズルオルダ州での増加が顕著ですが,前日に比べれば増加スピードは減速しています。

 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道は以下のとおりです。

(当館注)以下は,在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

●トカエフ大統領は10日行われた非常事態体制保障国家委員会会合で非常事態体制を4月30日まで延長することを決定しました(この部分、別途の領事メイルで既にお知らせ済み)。

同時に,大統領は,厳格な検疫措置によりヌルスルタン市及びアルマティ市における毎日の感染率の増加が安定していることに言及しつつ,中小企業ビジネスの再開の必要性に言及しました。

●9日,中国から,新疆ウイグル自治区イリ・カザフ族自治州副知事及び医師10名が,コロナウイルス対策の経験を共有するため,カザフ国防省の特別便でヌルスルタン国際空港に到着しました。医師団は15日間滞在し,ヌルスルタン市,カラガンダ市及びアルマティ市を訪問します。同医師団の到着とともに,中国から約5.5トンの人道支援物資(医薬品,医療用品等)が到着しました。

●カキモフ・ヌルスルタン国際空港旅客・貨物運輸部長は,同空港は貨物及び人道支援及び農産物輸出のフライトの受入れは継続する旨述べました。同部長によれば,カザフスタンにおける非常事態の導入から,同空港を通じて,800便以上の貨物のトランジット便が運航されました。また,同空港では毎日3〜4便程度の貨物便が運航されています。

●モルダガシモヴァ・アルマティ市製品サービス品質安全管理局長は9日の記者会見で,アルマティ市で最初のコロナウイルス感染者が確認されてから,13,811名がPCR検査を受け,そのうち前8日だけでも813名がPCR検査法による検査を受け,121名が陽性だったことを発表しました。

●アビルダエフ・アルマティ市公衆衛生局長によると,4月10日現在,アルマティ市の感染症入院施設には(アルマティ州で確認された1名を含め)96名が入院しています。容体は72名が満足のいく状態で,1名が重篤,4名が重症,19名が中等症です。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047