新型コロナウイルス（COVID-19）に関する注意喚起（ボゴタ市による男女別外出規制導入及び感染者計２，０５４名（死者５４名））

●４月８日，ボゴタ市政府は，コロンビア政府による４月２６日深夜までの強制自宅待機措置延長の発表を受け，同措置を実施するとともに，同期間中は，ボゴタ市内で市民（外国籍の在住者も含む）がスーパーや薬局における日用品や医薬品の購入，銀行での手続き等で外出できる日を男女で分ける旨発表しました。

　ー偶数日は女性のみ

　ー奇数日は男性のみ

が外出可能日です。

　同措置は明９日からスタートしますが，４月１３日（月）からは違反者に対しては刑罰を伴うようになりますので，十分ご注意ください。

●また，本８日から，タクシー業者は，感染者が発生した場合に濃厚接触者を追跡できるよう，氏名，連絡先，乗車地点および降車地点の報告義務が発生します。市内でのタクシー利用の際には，これらの情報を提供することが必要ですので，ご注意ください。

●４月６日から４月８日にかけて，厚生・社会保障省は，コロンビア国内で新型コロナウイルス（COVID-19)感染者は，全国で合計２，０５４名（新たに４７５名確認）および死者計５４名となった旨発表しています。

●当館の開館時間（一般，領事・査証窓口）に変更はありません。また，在留邦人の皆様への必要な支援については，引き続き対応できる体制をとっておりますので，支援が必要な場合は当館までご連絡ください。なお，領事窓口（パスポート，ビザ，証明書，戸籍届出等）での申請受付及び交付については，予約制とさせて頂いております。

１　４月８日，ボゴタ市政府は，コロンビア政府による４月２６日深夜までの強制自宅待機措置延長の発表を受け，同措置を実施するとともに，同期間中は，ボゴタ市内で市民（外国籍の在住者も含む）がスーパーや薬局における日用品や医薬品の購入，銀行での手続き等で外出できる日を男女で分ける旨発表しました。

　ー偶数日は女性のみ

　ー奇数日は男性のみ

が外出可能日です。

　同措置は明９日からスタートしますが，４月１３日（月）からは違反者に対しては刑罰を伴うようになりますので，十分ご注意ください。

２　また，本８日から，タクシー業者は，感染者が発生した場合に濃厚接触者を追跡できるよう，氏名，連絡先，乗車地点および降車地点の報告義務が発生します。市内でのタクシー利用の際には，これらの情報を提供することが必要ですので，ご注意ください。

３　４月６日から４月８日にかけて，厚生・社会保障省は，コロンビア国内で新型コロナウイルス（COVID-19)感染者は，全国で合計２，０５４名（新たに以下の４７５名確認）および死者計５４名となった旨発表しています。

（地域別の新たな感染者）

・ボゴタ市216名（輸入感染者39名，濃厚接触者52名，感染経路調査中125名）

・クンディナマルカ県8名（輸入感染者2名，濃厚接触者3名，感染経路調査中3名）

・アンティオキア県51名（輸入感染者24名，濃厚接触者11名，感染経路調査中16名）

・バジェ・デル・カウカ県104名（輸入感染者12名，濃厚接触者8名，感染経路調査中84名）

・ボリバル県15名（輸入感染者1名，感染経路調査中14名）

・マグダレナ県14名（感染経路調査中14名）

・アトランティコ県15名（濃厚接触者3名，感染経路調査中12名）

・ボヤカ県6名（感染経路調査中6名）

・カルダス県3名（感染経路調査中3名）

・カウカ県1名（感染経路調査中1名）

・セサル県1名（濃厚接触者1名）

・コルドバ県4名（感染経路調査中4名）

・ウイラ県4名（輸入感染者2名，感染経路調査中2名）

・ナリーニョ県3名（輸入感染者3名）

・ノルテ・デ・サンタンデール県2名（輸入感染者1名，感染経路調査中1名）

・キンディオ県17名（輸入感染者4名，濃厚接触者9名，感染経路調査中4名）

・リサラルダ県10名（輸入感染者3名，濃厚接触者2名，感染経路調査中5名）

・サンタンデール県1名（感染経路調査中1名）

４　新型コロナウイルス（COVID-19）感染が疑われる場合には，以下の厚生・社会保障省の番号に電話いただき，指示を仰ぐとともに，当館までご連絡いただけますようお願いいたします（携帯電話から市内電話番号をご利用の場合，頭に031を付けて下さい。）。

・ボゴタ市から：330 5041

・国内（ボゴタ市外）から：01 8000 95 55 90

・携帯電話から：192

　ボゴタ市内にお住まいの方は，ボゴタ市保健局の番号も併せてご利用下さい。

・364 9666

・携帯電話から：123

（厚生・社会保障省，ボゴタ市保健局いずれもスペイン語のみの対応。）

　各県ごとの連絡先は以下URLからご参照ください。

https://www.minsalud.gov.co/sites/rid/Lists/BibliotecaDigital/RIDE/VS/ED/VSP/coronavirus-telefonos.pdf

　当館の開館時間（一般，領事・査証窓口）に変更はありません。在留邦人の皆様への必要な支援については，引き続き対応できる体制をとっておりますので，支援が必要な場合は，当館までご連絡ください。

　また，当館領事窓口（パスポート，ビザ，証明書，戸籍届出等）での申請受付及び交付については，予約制（メール（consular@ba.mofa.go.jp）で予約受付）とさせていただいております。これは，来館者の皆様の感染予防にも最大限配慮しながら当館業務を継続して遂行するために必要なものですので，恐れ入りますが，ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

５　近隣諸国含む世界各国できわめて流動的に各々の入国制限措置等が講じられていること，また，３月１９日にドゥケ大統領が，３月２３日（月）午前０時（２２日深夜）より３０日間，商用機等にかかわらず，全ての国際線の到着を禁止する旨の措置を発表しました。また，国内線に関しても，商用機は，強制自宅待機措置に基づく国内都市間移動の制限に伴い欠航の状態が続くものと考えられます。現在，国際線での出国は主に人道的なもので便数も限られており，見通しは不透明ですが，日本への帰国を希望する場合は，航空会社や旅行会社などから最新情報の収集に鋭意努めて頂くなど，出国できるよう速やかに行動してください。その際，経由地（国）に関する日本政府の感染症危険情報や入国制限措置，また，当該国による

入国制限措置などの最新情報も入手するようにしてください。国際線の出発便がない地方都市に滞在する方につきましては，移動が可能となって以降の便をご検討下さい。　

　なお，短期滞在者の観光ビザにつきましては，移民庁が３月１９日から５月３０日まで一時的に期限が保留する措置を採っており，３月１９日以降の日数はカウントされません。

６　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について，現時点では飛沫感染と接触感染の２つが存在すると考えられており，過剰に心配することなく，手洗いや消毒用アルコールの使用，マスクの着用を含む咳エチケットなどの通常の感染症対策が重要とされています。

７　また，新型コロナウイルス（COVID-19）に限らず，海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により，思いがけない病気にかかる可能性もありますので，予期できないトラブルに備え，海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。実際，海外旅行保険に加入していなかったために，病気やケガなどにより非常に高額な医療費を支払うこととなったケースが多くあります。

８　関連サイト

（１）コロンビア大統領府ホームページ（感染者数・地域等が図表で参照可能）

https://id.presidencia.gov.co/inicio

（２）厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア　新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ　一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

（３）国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

（４）外務省　海外安全ホームページ