4月8日のカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
●昨日お知らせした時点からのコロナウイルス新規陽性患者は24名です。
●上記を加算して,現時点における国内全体の感染者数は709名です。各州・都市ごとの内訳は以下のとおりです。括弧内は,昨日お知らせした時点からの増加数です。
(1)ヌルスルタン市:222名(+0名)
(2)アルマティ市:119名(+0名)
(3)クズルオルダ州:72名(+18名)
(4)カラガンダ州:55名(+0名)
(5)ジャムブル州:45名(+0名)
(6)アクモラ州:43名(+1名)
(7)アティラウ州:36名(+4名)
(8)トゥルケスタン州:33名(+0名)
(9)北カザフスタン州:25名(+0名)
(10)シムケント市:20名(+0名)
(11)アクトべ州:11名(+0名)
(12)アルマティ州:10名(+0名)
(13)東カザフスタン州:6名(+0名)
(14)マンギスタウ州:6名(+1名)
(15)コスタナイ州:3名(+0名)
(16)西カザフスタン州:2名(+0名)
(17)パヴロダール州:1名(+0名)
その他:死亡者7名(+1名),快復者54名(+7名)
カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道は以下のとおりです。
●アルマティ市では,感染源として封鎖されていた場所のうち,8日時点で以下1の16か所が封鎖解除となりました。一方,以下2の38か所が8日時点で封鎖されています。
1 封鎖を解除された場所(16か所)
(1)アラタウ地区(2か所):ザリャ−ヴァストカ団地サルィオイ通り234,アケント団地7番
(2)アルマリン地区(3か所):ジェルトクサン通り125,ジャロコフ通り16,ジャロコフ通り7
(3)ボスタンディック地区(1か所):トゥルグト・オザル通り242
(4)メデウ地区(4か所):ゼンコフ通り59,ドスティク通り162,ゴーゴリ通り75,ドスティク通り111
(5)ジェティス地区(1か所):エンリクグル通り34a
(6)トゥルクシブ地区(5か所):アルタイ団地1番8,ジャスカナト団地86,マイリン通り77,スパスキー通り63a,ガニベト276
2 引き続き封鎖されている場所(38か所)
(1)アウエゾフ地区(8か所):ジェティス団地2番70a,マミル団地4番313,6番団地35,1番団地28,マミル団地4番54,アフツィナオ4,アクサイ団地1番24,マミル団地4番296
(2)アラタウ地区(5か所):アクブラク団地9,ジャスィル・ジェレク通り13,トイシベク・バティール通り121,ジャンコジャ・バティール通り190,ラヒモフ通り123
(3)アルマリン地区(6か所):バイザコフ通り190,パンフィロフ通り85,バイザコフ通り232,ドスムハメドフ通り13,ドスムハメドフ通り8,バイザコフ通り263
(4)メデウ地区(4か所):クナエフ通り62,サマル団地3番25,ドスティク通り116,ドスティク通り493
(5)ジェティス地区(4か所):ヴォロチャエフスキー通り51,ポミャロフスキー通り25,クラゲル団地45,ボルゾフ通り85
(6)トゥルクシブ地区(3か所):ジュルディズ団地2番45,ジュルディズ団地1番13,ジャスカナト団地1/53
(7)ボスタンディック地区(7か所):ナヴォイ通り328,クロチュコフ通り117,ナヴォイ通り310,オルビタ団地1番27,バイザコフ通り299a,ティミリャゼフ42,オルビタ団地4番33
(8)ナウルィズバイ地区(1か所):ベレケ通り1番97
●アルマティ市警察局は内務省の支援により携帯電話アプリ「E-polisia
KZ」を開発し,8日に公開しました。同市によれば,同アプリを通じ,納税者番号(IIN)または交通手段の国家登録番号を用いて,自分が対策本部のデータベースに登録されているか,検疫期間中に市内移動を許可されるかを確認することができます。
●ジャムブル州では4月9日0時から検疫体制が導入され,州との入出域はいくつかの例外を除き禁止されます。州の外周部及び州内には27か所の検問所が設けられます。食料品スーパーマーケット,食料品店及び薬局を除くショッピング娯楽センターや市場等は活動を停止し,州内のレストラン及びカフェは10〜22時の配達営業のみとなります。公共交通機関は7〜10時,12〜15時,17〜20時のみ運行します。
●保健省はスマートフォンアプリ「WhatsApp」上での公式チャットボットを開始しました。住民はコロナウイルス感染症に関する最も一般的な問題に対して回答を得ることができます。スマートフォンに電話番号+7 705 812 69 67を保存するか,URL https://wa.me/77058126967
にアクセスの上,WhatsApp上で何らかのテキストを入力すれば,更なる情報を得ることができます。
●キシコヴァ・ヌルスルタン市公衆保健局長は,これまでの同市における222件のコロナウイルス感染例から2,167名の接触者が発見され,隔離及び検査の結果,131名が陽性反応を示した旨発表しました。
●ナザルバエフ初代大統領はマミン首相と会見し,講じられた措置のお蔭でコロナウイルス感染拡大スピードを減速することに成功したことを強調しました。また初代大統領は,形成された状況において経済的安全を確保する必要性について述べました。
●トカエフ大統領はツイッター上で,カザフスタンは,必要があれば,中央アジア諸国との連帯のしるしに,同諸国に人道支援を提供する用意があると投稿しました。
●トカエフ大統領はヌルスルタン市の運送ロジスティクスセンター「コンチネンタル・ロジスティクス」を訪問し,6,000トン超の食料品が保管されている倉庫を視察しました。同市内には7か所,合計面積222,000平米のロジスティクス施設及び野菜倉庫があり,37,000トンの食品が保管されています。
●トカエフ大統領はポンペオ米国国務長官と電話会談を行い,COVID−19の拡散との闘いにおける国際的な取組みの調整を協議しました。トカエフ大統領は米国による支援及び人道物資送付に謝意を表明しました。またトカエフ大統領は,カザフスタンが疫学及び食糧安全確保における実務的協力及び中央アジア諸国に対する支援の用意があることを述べました。
●中国は,カザフスタンの医師にCOVID−19との闘いに関する方法論を助言するため,カザフスタンに医師団を派遣します。
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047