新型コロナウィルスの注意喚起(当地医療状況と感染の対応要領)

◎ 4月7日時点の当地における医療状況(アマゾナス州保健監督基金,同州保健局,同州知事発表)は以下のとおりです。

アマゾナス州内には636人の感染者(うちマナウス市内が88%)が確認されていますが,約73%が自宅隔離,約19%が一般病床,約8%が集中治療室(ICU)に入院しています。

アマゾナス州保健局は同州内のICUベッド数が95%使用中(現在50床)であると公表しています。

アマゾナス州知事は,指定病院のデルフィーナ・アッジス病院のICUベッドは増設予定であり(倍増し100床に),集中治療を必要としない患者は,ニルトン・リンス病院に入院させる予定としています。さらに,公共医療機関が満杯になれば私立病院に支援要請することも併せ発表しています。さらに現行のペースで患者が増加すれば医療崩壊が起こるため,より一層の社会的隔離の遵守を呼びかけております。

◎ 新型コロナウィルスへの感染が疑われるときの対応要領は以下のとおりです。

※4月7日現在の公開情報によるものですが,実際には日々変更しておりますため,参考情報として御案内する次第です。必要な場合は各機関へ事前に電話連絡等で問合せ,確認頂くことをお願い致します。

マナウス市の主要医療施設は別紙を御参照願います。

別紙URL https://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/files/100042527.pdf 

1 公立機関での対応(発熱,咳等の症状がある場合)

(1)市の診療所(Unidade Basica de Saude-UBS)にて受診。

(2)受診後,感染の疑いのある場合は,診療所にて検体を摂取し,アマゾナス州公共保健検査センター(Lacen-AM)に送られ検査される。

(3)新型コロナウィルス感染が確定した場合,症状によっては対応が異なるが,重症の場合はデルフィーナ・アッジス病院(別紙参照)に入院することとなる。

2 民間医療施設での対応

(1)私立病院(別紙参照)にて受診し,感染の疑いがある場合は,検査のための診断書(検査指示書)が発行され,3の(1)にて検査する。

(2)検査後の流れは上記の1の(3)と同様。

3 私立の検査機関

(1)医師の診断書を入手の上,Sabin(別紙参照)に事前にスマートフォンアプリ「WhatsApp」にて予約,自宅で検査を受ける(感染疑いのある者は外出禁止のため)。

(2)検査後の流れは上記の1の(3)と同様。

本メールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しております。

○在マナウス日本国総領事館(連絡先)

電話:(市外局番92)3232-2000,国外からは(国番号55)92-3232-2000

Eメール:consular@na.mofa.go.jp

ホームページ:http://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete