新型コロナウイルス感染症関連情報(ヨルダン政府の措置とヨルダン国内感染者数等)

●ジャーベル保健大臣は,外出禁止令の期間と態様について,「仮に10日間にわたって新たな感染ケースが確認されなければ,徐々に通常の生活に戻すことができる」と発言しました。

●5日に22名の新たな感染者が確認され,また36名が退院し,3月2日から4月5日までに確認されたヨルダン国内の感染者数の累計は345名となりました(うち110名退院,5名死亡)。

1 ヨルダン政府による発言

(1)4月5日,ジャーベル保健大臣は,「外出禁止令の延長期間とその態様は,感染者数や症状等を含むヨルダン国内の状況に左右される。仮に10日間にわたって新たな感染ケースが確認されなければ,国家安全・危機管理センターの決定に基づき,徐々に通常の生活に戻すことができる」と発言しました。

(2)国家安全・危機管理センターは,東アンマンに位置するマルカ地域内のラブワ地区を,5日夜より隔離する旨発表しました。同地区内で発生した感染者の接触経路を検査すること,及び同地区を消毒することを目的とした措置とのことです。

2 ヨルダン国内における感染状況

 4月5日(日)午後8時,ジャーベル保健大臣は,ヨルダン国内における感染状況について,以下のとおり発表しました。

(1)5日に22名の新たな感染を確認。うち,レバノン人との接触による感染1名,感染者と接触したイラク人2名,イルビッドでの感染8名,アンマンの私立病院での感染1名,感染者の出た会社内での感染1名,感染者の父親から家族7名が感染したケース,及びその他感染者との接触による感染ケース等が含まれる。

(2)5日に36名の回復が確認され,退院した。うち,29名がアブドッラー建国国王病院(イルビッド),7名がプリンス・ハムザ病院(アンマン)からの退院。退院した36名には,フランス人2名とイラク人1名が含まれる。

(3)これにより,3月2日から4月5日までに確認されたヨルダン国内の感染者数の累計は345名となった(うち110名退院,5名死亡)。

(4)これまでの感染者345名のうち,外国籍者の判明分はイラク人10名,フランス人6名,英国人3名,レバノン人3名,フィリピン人2名,パレスチナ人1名,アルゼンチン人1名,ウガンダ人1名,スペイン人1名,米国人1名,スリランカ人1名。

 本情報は,当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。

 いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。

新型コロナウイルス感染症の予防法について−

 まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

 具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

 さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルス

(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111 https://www.moh.gov.jo/

ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語

https://corona.moh.gov.jo/ar

在ヨルダン日本国大使館

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