【緊急】新型コロナウィルスに関する注意喚起(新たな感染事例の発生)

1 4月4日,フィジー首相声明によれば,フィジー国内において新たに5件の感染例が確保されました。当該感染例の発生に伴い,バヌア・レブ島のソアソア地区の隔離措置を新たに行うほか,現在の隔離措置の延長について言及されていません。他方,外出禁止措置の違反者が急増したことを受け,フィジー全土における24時間の外出禁止措置の可能性に言及しています。

https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/STATEMENT-BY-THE-PRIME-MINISTER-HON-VOREQE-BAI-(6)

2 新型コロナウィルスの脅威につき,正しい情報に基づいて感染予防措置を取ることが重要です。基本的な感染予防措置及び情報収集源についてご紹介します。

新型コロナウイルスに対する地域での対策として,クラスター(集団)の発生を防止することが重要です。感染していると知らずに多くの人々と接触することで,感染を拡大してしまう可能性があります。そのため,感染拡大の機会を減らすために,多くの人が接触するような機会をできるだけ作らないようにする必要があります。これまで感染が確認された場に共通するのは,(1)換気の悪い密閉空間,(2)人が密集していた,(3)近距離での会話や発声が行われたという3つの条件が同時に重なった場です。こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。

クラスター(集団)の発生のリスクを下げるための3つの原則

(1)換気を励行する:

窓のある環境では,可能であれば2方向の窓を同時に開け,換気を励行します。ただ,どの程度の換気が十分であるかの確立したエビデンスはまだ十分にありません。

(2)人の密度を下げる:

人が多く集まる場合には,会場の広さを確保し,お互いの距離を1−2メートル程度あけるなどして,人の密度を減らす。

(3)近距離での会話や発声,高唱を避ける:

周囲の人が近距離で発声するような場を避けてください。やむを得ず近距離での会話が必要な場合には,自分から飛沫を飛ばさないよう,咳エチケットの要領でマスクを装着するかします。

これらに加えて,こまめな手指衛生と咳エチケットの徹底,共用品を使わないことや使う場合の充分な消毒は,感染予防の観点から強く推奨されます。

3 情報収集源

〇フィジー国内の感染状況及び感染予防措置(フィジー保健省公式HP)

http://www.health.gov.fj/

〇日本国内での感染状況(厚生労働省公式HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10651.html

〇新型コロナウィルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)(厚生労働省公式HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html

〇世界での感染状況(外務省公式HP)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

FAX:(679)330-2984

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