災害事態宣言の延長に伴う措置

●今月25日,当国政府は当国全土への災害事態宣言(Estado de Calamidad Publica)を5月4日(月)まで延長することを発表しており,今後も30日ごとに延長措置がとられる可能性があります。

●災害事態宣言に伴い,以下の制限措置が実施されています。当国に滞在中の方は,感染予防に最大限努めつつ,当国内で無要なトラブルに巻き込まれないよう,不要・不急の外出を避ける,大勢での行動により目立つことのないようにする等,十分注意してください。

<4月13日(月)午前0時まで>

・夕方・夜間(16時から翌朝4時)の外出禁止

・政府機関・民間セクターにおける労働活動の一時停止

<終了日未発表>

・商業施設の閉鎖(スーパーマーケット,食料品店,レストランのデリバリー・サービス,宿泊施設,銀行・保険,農業・漁業・農牧は午前4時から16時までの活動が可能)

・15時から翌朝4時までのアルコール類の飲酒禁止

・人数・場所に関わらず全てのイベント・会合の禁止

・緊急車両・保健車両を除く公共交通機関の運行禁止

・老人ホーム等高齢者施設の訪問禁止

・食糧品,薬,燃料の買い占め及び不当な価格吊り上げの禁止

グアテマラへの空路・陸路・海路による出入国の停止(以下詳細)

●当国からの出国

 3月31日現在,当国からメキシコへ陸路で出国が可能との情報を確認していますが,災害事態宣言に伴う措置により,バス等の公共交通機関が運行を停止しており,国境まで安全に移動する手段を確保する必要があります。

 また,現在サンマルコス県テクン・ウマン(Tecun Uman)の国境で治安が悪化しつつあるとの情報もあります。なお,ここ1週間ほどでメキシコに出国した邦人複数名は同県エル・カルメン(El Carmen)の国境から無事出国できています。

 当国から陸路での出国を検討されている方は,安全な移動手段の確保し,5人以上の乗り合いを避け目立たないようにする等,注意してください。

 さらに,今後メキシコ・米国への入国で日本人も査証が必要となる等の入国制限が実施される可能性もありますので,メキシコおよび米国の政府発表にもご注意ください。

●当国への入国

 旅客便がすべて運行を停止しているため,空路での入国はできません。陸路での入国はグアテマラ人,当国に住居・永住権のある外国人,外交官は可能なものの,入国と同時に2週間の隔離措置がとられます(入国時に熱などの症状がない場合は,自宅での隔離となる可能性が高いです)。

※重要※

 現在,日本政府は感染が拡大している国々からの渡航者に対し検疫強化措置をとっており,日本人であっても対象となるものがあります。日本への帰国を検討されている方は,必ず最新情報をご確認ください。

(参考)

外務省HP:新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html

法務省HP:新型コロナウイルス感染症に関する情報(上陸拒否対象国等)

http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html

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グアテマラ日本国大使館

電話:2382−7300(代)