新型コロナウイルス感染症に係る国内封鎖(ロックダウン)の協議について

29日付当地主要各紙は,26日のルング大統領他,各閣僚が出席した特別閣議において,ザンビアの国内封鎖(ロックダウン)の可能性が協議され,同決定は持ち越された旨報じているところ,概要以下のとおりです。関連情報については,当館HP及びFBをご確認下さい。

1.ザンビア政府は,ルング大統領を議長とする特別閣議(Special Cabinet Meeting)を開き,新型コロナウイルスの拡大を受け,国内封鎖の可能性について協議したところ,同決定を持ち越すこととした。同会議では,完全な国内封鎖が提案されたが,世論に鑑みると,現在の段階では現実的ではなく,同判断は持ち越すべきであるとした。

2.ンガンドゥ財務大臣は,「国内封鎖を発動せずとも,これまで既に実施されている新型コロナウイルスに対する対応策によって,経済的な悪影響が発生している。経済は後退し始めており,財源は不足している。国内封鎖によって,他国から流入する収益の全ての機会を失うことになる。完全な国内封鎖は,問題を招くだろうと言える。」と述べた。

3.チルフヤ保健大臣は,経済損失を避けながら如何に国内封鎖を行うかについて正確に説明するとし,国内封鎖を再度提案するとし,同大臣が提案した国内封鎖の実施には,必要不可欠な行動及びサービスが必要であると説明した。

4.ウィナ副大統領もまた,国内封鎖には反対し,ルング大統領は,特定の憲法上の規定を発動し,必要な場合の軍隊の出動が担保されるようにするべきであると述べた。

5.ルング大統領は,ザンビアは既に閉鎖(ロックアウト)状態にあり,国内封鎖(ロックダウン)は現実的ではないと述べた。また,ザンビアに向かうはずの燃料トラックはモザンビークに取り残されており,こうした状況が,最終的に経済を閉鎖してしまうことを懸念していると述べた。

【参考】

ザンビア保健省コールセンター

○連絡先:909(無料),0974-493553,0953-898941,0964-638726(有料)

○Eメール:ps@moh.gov.zm

■外務省安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

厚生労働省

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○水際対策の抜本的強化に関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

感染症情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html

○咳エチケット

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

世界保健機関(WHO)

https://www.who.int/health-topics/coronavirus

https://twitter.com/who

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