【緊急】新型コロナウイルスに関する注意喚起（3月30日付）

１　３月２７日、バヌアツ政府の国家災害管理局は、以下の対策を講じるとしています。バヌアツ滞在者並びにバヌアツへの渡航を予定されている方は、十分ご留意ください。

（１）バヌアツへの渡航者予定者への通知

　・2020年3月26日、バヌアツ大統領は『非常事態宣言』を宣言した。

　・バヌアツへ入る空港及び港は、現在全て閉鎖されている。これらは新型コロナウイルスへのリスクを最小限にとどめ、国内へ入るのを防ぐための措置として行われるもの。

　・例外的な医療搬送に関しては、外務省及び内務省と協議し、特別の配慮がなされる。

（２）バヌアツ長期滞在者及びバヌアツ人への通知

　・バヌアツ国外との行き来は、2020年3月26日から14日間、禁止されている。

　・オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、ニュー・カレドニアに滞在していて、バヌアツへ帰国出来なくなっているバヌアツ国民は、それぞれの国における在外公館・領事館へ相談すること。

　・全ての外国籍の者で、滞在査証の期限が迫っている者や既に期間を満了してしまっている者は、新型コロナウイルス対応が終わる迄の間バヌアツに滞在するための適切な査証発給のため、パスポートを持参の上移民局へ行くこと。

　・本日より、貨物船や、石油、ガス、燃料タンカーは厳しい条件の下、これまで通り受け入れを続ける。漁船は、バヌアツの海域に留まり操業する限り例外となり、漁業港湾管理局及び港湾警察によって監視される。

　・バヌアツに到着する全ての外国船舶の船長は、到着後24時間以内に港の管理者と健康監視チームに次の書類を提出しなければならない。

a）航海メモ（過去14日間に訪れた全ての港の概要）

b）海事健康宣言（乗組員と船長の健康状態の証明）

c）予防接種リスト（機内での発症事例の概要）

　・港湾管理者は、健康監視チームからの推薦の下、全ての入港船舶が寄港する前にクリアランスを実施する。

　・呼吸器疾患等の症状を示す乗組員および船長は、その状況を船舶当局および保健当局に報告し、バヌアツに寄港している間は船を離れるべきではない。

　・新型コロナウイルス感染症関連のミッションの目的のためにバヌアツの海域に入る船舶を除き、すべての私用、海軍、および調査研究目的の船舶は、バヌアツの海域に入ることを停止する。

　・ポートビラ行きの積荷を積んだ全ての航空貨物便は、国家災害管理局（NDMO）の許可を得たバヌアツ税関による事前審査の対象となる。

バヌアツ政府発表資料については、バヌアツ外務省（Vanuatu Ministry of Foreign Affairs）のFacebookページでご参照いただけます。

２　２９日、エア・バヌアツは自身のサイトにて、国内向けフライトの停止等に関する『Travel Update』を掲載しました。バヌアツ滞在者は十分ご留意ください。

（１）バヌアツ国内線は、非常事態宣言の間、停止する。

（２）カーゴ便の輸送については、NDMOの許可の下、ケースバイケースで停止を除外される。

（３）NDMOにより要求され、許可された緊急フライトについては、例外となる。

（４）バヌアツ保健省が定めたガイドラインに則り、例えば他者との距離を１．５ｍ空ける、人数を減らす、事務所に入る際は手を洗うなどの衛生面に関する取り決めを遵守し、全ての乗客や乗務員に明確に指示する。

本資料については、エア・バヌアツのFacebookページでご参照いただけます。

３　緊急事態発生時には、提出された「在留届」をもとに、大使館・総領事館が、安否確認・支援活動等を行います。まだ登録がお済みでない方、住所などを変更された方、または既に帰国された方は以下のリンクから手続きを行ってください。

在バヌアツ日本国大使館

住　所：c/o The Melanesian Hotel, Lini Highway, Port Vila, Vanuatu

電　話：(678)29393（開館時間　８：３０〜１７：１５　※時間外のオペレーター対応はありません）

在フィジー日本国大使館（領事・警備班）

住　所：(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電　話：(679)330-4633（開館時間（８：３０〜１６：３０）以外は外部オペレータによる対応）

ＦＡＸ：(679)330-1452

メール： ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp