●3月26日(木)、マダガスカル政府が、新型コロナウイルス対策に関する発表を行いました。
●事態は刻々と変わりますので、最新情報の入手に努めてください。
3月26日(木)に行われた新型コロナウイルスに関するマダガスカル政府発表の主要点は以下のとおりです。
1 新型コロナウイルス感染情報
本日4件新たな感染者が確認され、国内累計感染者数は23名となりました。新たな4件の感染確定者の年齢,国籍,性別,フライトは以下のとおりです。
・マダガスカル人 男性 25歳 UU611便 (注:オーストラル航空レユニオンからの便)
・イタリア人 男性 72歳 AF934便(注:エールフランス航空パリからの便)
・マダガスカル人 男性 31歳 AF934便
・マダガスカル人 女性 63歳 ET3853便(注:エチオピア航空アディスアベバからの便)
2 国外から入国した者に対する再検査
ラジョリナ大統領は、マダガスカルで最初の感染者が確認されてから14日にあたる4月4日にコロナウイルス感染状況について公式発表を行うことを念頭に、国際線で入国した乗客については、4月4日までに再度検査を受ける必要があると発表しました。3月11日から19日までの間にマダガスカルに到着した者については,11日〜14日の到着者と,15日〜19日の到着者の2つのグループに分け,全員に対して検査を実施するとのことです。
3 コミュニケーション
ラジョリナ大統領は、毎日の国営テレビにおける発表を通じ、国民に対する新型コロナウイルスに関する状況、保健対策、緊急社会計画等に関連する一般の質問に答えることで、情報の透明性が確保されていることを強調しました。また、情報操作やフェイクニュースを流すなどの行為を非難しました。
4 新型コロナウイルス治療・予防
マダガスカル応用研究機関(IMRA)によって開発された新型コロナウイルスの予防のための薬草処方は、まず、検疫された人々と新型コロナウイルスの患者に使用されます。
また、患者に合併症がある場合を含め、より適切な治療を施すために世界中の専門家との意見交換を行う予定です。
5 27日の20時の大統領発表はなし
明日は、バチカンより全世界に向けたフランシスコ教皇のミサが行われるため、20時の大統領発表は行われません。
6 緊急社会計画(Plan d’urgence social)
コロナウイルス対策オペレーション指令センター(CCO)による食料品を供給するための措置「Tsinjo」が開始されました。
なお、ラジョリナ大統領は3月23日から15日間、毎日20時からテレビ演説を行い、コロナウイルスの状況等について発表する旨述べています。重要な発表が行われる可能性もありますので、注意して情報収集されることをお勧めします。
事態は刻々と変わりますので、下記HP等から最新情報の入手に努めてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
手洗い、うがい、マスクの着用などの通常の感染症対策を行い、体調に異常がある方は早めの医療機関受診を心がけてください。
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