【新型コロナウイルス】サンクトペテルブルク市における文化関連連邦施設の閉鎖等

●本日18日からエルミタージュ等の文化省所管の文化関連連邦施設が閉鎖されることが決定されました。

●本日18日を最後にフィンランド−ロシア間鉄道「アレグロ」号が運行を停止します。

サンクトペテルブルク市の学校で自主登校制度が導入されました。

1 3月17日、ロシア文化省は「16日付ロシア連邦内における新型コロナウイルス拡散の脅威という条件下における活動に関する命令に係る修正」を発出し、ロシア文化省が検疫のため全ての文化省所管の文化関連連邦施設を封鎖することを決定しました。

サンクトペテルブルク市内における、18日から閉鎖となる対象施設の一例は以下のとおりです。

エルミタージュ、マリインスキー劇場、ロシア美術館、ペテルゴーフ、ツァールスコエセロー(エカテリーナ宮殿等)、国立民族博物館、国立博物展示センター「ロスフォト」、ボリショイドラマ劇場、アレクサンドル劇場、マールィドラマ劇場、ロシア国立図書館。(クンストカメラやミハイロフスキー劇場等の文化省所管ではない施設は、現時点では対象外。)

2 ロシア政府による外国人のロシア入国制限措置により、フィンランド−ロシア間の高速鉄道アレグロ」号が運行を停止します。

アレグロ」号は3月18日19時ヘルシンキ発20時30分サンクトペテルブルク着の最終便まで運行する予定です。

3 3月16日に当地教育委員会により発表されたところによると、サンクトペテルブルク市の学校において公式に自主登校が導入されました。子供を通学させるか否かは保護者が任意に決定します。また、サンクトペテルブルク教育委員会によると、授業はオンラインでも実施され、新型コロナウイルスが流行している国から帰国した生徒及び教師は学校で継続される(オンラインでない)授業に参加することができません。さらに、医師の判断で隔離状態にある者は教育機関に入ることを禁止されます。

4 当館ホームページでは、ロシアにおける新型コロナウイルス感染症対策を中心に、総領事館として把握している情報を順次掲載していきます。在留邦人の皆様及びロシアに渡航されているの皆様におかれましては、ご一読の上、ご留意いただきますようお願いします。

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