コンゴ（共）における初感染者，コンゴ（民）３人目（新型コロナウイルス関連）

１　１５日、コンゴ（共）政府は同国における初の新型コロナウイルス感染者について公表しました。同人はフランス及びコンゴ（共）国籍（コンゴ（共）居住）の５０歳男性で，数日間アムステルダムに滞在し、パリ経由のエチオピア航空便（ＥＴ８６１便）で３月１日にコンゴ（共）に到着しました。

　同人の状態は安定しており，フランス人国籍の妻と６歳の娘とともに隔離監視下にあります。政府は接触者の特定を急ぐとともに，同じ便の利用者に対して早急に保健当局まで申し出るよう勧告しています。

２１４日，コンゴ（民）保健大臣は，コンゴ（民）における３人目の新型コロナウイルス感染者について公表しました。同人はコンゴ（民）国籍の７０歳男性であり，２月２６日から３月１１日までの間，スイス国内（ジュネーヴ，ローザンヌ）に滞在しておりました。搭乗したブリュッセル航空機内で頭痛、食欲不振を訴えておりました。同人は現在隔離され、適切な治療を受けております。また、１件目２件目の感染者は中・コンゴ（民）友好病院（ンジリ地区）で治療中です。

３　予防のために以下の対応をとることを勧奨します。

・アルコール成分を含んだ溶液あるいは水と石けんと一緒に頻繁かつ念入りに手洗いをすること。

・咳あるいは鼻水の症状のある人とは１メートルの距離をとること。

・目・鼻・口を自ら触らないこと。

・咳やくしゃみをするときは，鼻や口をティッシュや肘の内側で覆うこと。

・体調が良くない場合は自宅で待機すること。熱，咳及び消化不良の場合は，事前連絡をした上で医師の診断を受けること。医療施設の指示に従うこと。

４皆様におかれましては，関連情報に十分留意しながら，必要な予防策の徹底を心掛けてください。

（参考）

○ 外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○ 厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html