新型コロナウィルスに関する注意喚起(10 首都マレ市の宿泊施設の宿泊停止他)

【ポイント】

●3月12日の30日間有効の緊急事態宣言後の旅行者に対する禁止事項(首都マレ市での宿泊施設の宿泊停止等)が発表されました。

●リゾートで,自身に症状が無くても他の宿泊客・従業員に症状が出た場合,リゾートから移動が制限され,また,自身に症状が出た場合には自室待機及び検査が行われ,体調・症状によっては検疫・隔離施設に移送されることもあります。

【本文】

1.

●3月13日(金),首都マレ圏マレ島,フルマレ島及びビリンギリ島,観光アクティビティ活動禁止(別途通達あるまで)

●3月13日(金),首都マレ圏,公共の広場・公園の使用禁止(別途通達あるまで)

●3月13日(金)から10日間,全土において,島,リゾート,サファリボート及びゲストハウスから(他の島への)観光アクティビティの禁止。

なお,12日のプレスブリーフによると,リゾートから船でダイビング,ドルフィン・クルーズ,魚釣りは禁止されていない模様。

●3月14日(土)から2週間,大学,カレッジ,学術機関は,キャンパスでの全ての活動停止

●3月15日(日)から14日間,観光客は首都マレ市(マレ島,フルマレ島及び空港島)のゲストハウス及びホテルの宿泊停止。既に宿泊中の者はこの期間中でも宿泊を許可。

●3月14日(土)18:00から14日間,リゾート島と住民島の往来禁止

モルディブ入国まで14日間以内に次の国・地域に滞在・旅行・通過(トランジット)した外国人の入国禁止。ただし,モルディブ国民とその外国人配偶者は限定入国を許可。

(1) 中国本土(2020年2月4日より)

(2) イラン(2020年2月26日より)

(3) 韓国の大邱,釜山,慶尚北道及び慶尚南道(2020年3月3日より)

(4) イタリア(2020年3月8日より)

(5) バングラデシュ(2020年3月10日から同年3月24日まで)

New

(6)スペイン(2020年3月15日より)

(7)フランスの首都パリ圏,グラン・エスト地域圏(ストラスブール)(2020年3月15日より)

(8)ドイツのバイエルンノルトライン・ヴェストファーレン州,バーデン・ビュルテンベルク州(2020年3月15日より)

●3月12日(木)から,首都マレ市のイスラミックセンター(リパブリックスクエア隣り)への礼拝者以外の訪問者は入場不可。

●3月12日(木)から,首都マレ市のスルタンパーク一時閉館

2.モルディブ保健庁は,リゾートやホテルで,新型コロナウィルス感染症の症状を示す宿泊客等が現れた場合,自室待機の上,検査を求め,検査結果が出るまで自粛を求めています。

(1) ご自身に症状が無くても,他の宿泊客・従業員に症状が出た場合,彼らの検査・検疫・隔離・移送等が終了し,保健庁がリゾートの出入り制限を解除するまで,リゾートから移動することができません(予定どおり帰国できないこともあります。)。

(2) ご自身に症状があり,検査を受けた場合,その結果が陰性でも,経過観察として14日間リゾートからの移動が制限されます(予定どおり帰国できないこともあります。)。

(3) リゾートからの移動が制限される場合の延泊料,航空券予約変更に係る経費等の負担について,政府の方針は明らかではありません。

なお,体調・症状によっては,当局の判断によりカーフ環礁Villivaru検疫施設又はカーフ環礁首都マレ市フルマレ島北のFarukolhu隔離施設に移送されます。

3.当館からのお願い

・関連情報の入手に努め,石鹸やアルコール消毒剤による手洗い・咳エチケット・公共交通機関や人混みを避ける等の感染防止に努めてください。

・ご旅行の前に,航空機,リゾート,ホテルなどの開業をご確認ください。

モルディブでは,マスクや消毒剤の購入に数量の制限があります。

・ご旅行の方は「たびレジ」登録をお願いいたします。また,3か月以上滞在される方は「在留届」の届け出てください。

(問い合わせ先)

モルディブ日本国大使館

電話:+960-3300087

夜間・緊急:+960-7788492又は+960-7788471

電子メール:ryoujimale@mo.mofa.go.jp

休館日:金曜日・土曜日及び祝祭日