チュニジア新型コロナウイルス（更なる強化措置：すべての入国者に自主隔離措置を適用）

●更なる強化措置を発表「国籍問わず全ての入国者に１４日間の自主隔離を適用」

本１３日夕刻，当国ファフファーフ首相が会見を行い，以下を発表しました。

１　全ての国際海路の停止

２　国際空路

（１）イタリア全便を停止

（２）フランス便を１日１便に減便

（３）スペイン，エジプト，英国，ドイツ便を週１便に減便

３　国籍を問わず全ての入国者に対し，１４日間の自主隔離を適用

４　文化・教育関連集会，会議，展示会等の自粛

５　１６時以降のカフェ，レストラン及び娯楽施設の閉鎖

６　金曜礼拝を含む礼拝の自粛

７　スポーツ競技は無観客試合とする

以上は本日１３日から４月４日まで適用する

８　幼稚園を含む全ての公立・私立・外国人学校を休校とする（３月２８日までの間）

また，保健省や関係機関の指示に従い，デマや噂にに惑わされず，正しい情報の収集に努めるよう呼びかけ，可能な限り不要不急の外出を控えるよう要請しました。

さらに，１４日間の隔離措置が適切に守られておらず政府に多大な負担となっていると述べ，厳守するよう呼びかけています。

　これにより当国への全ての入国者が自主隔離措置の対象になりました。入国後１４日間は，自主隔離が求められ，外出が禁止されます。違反した場合は，法律により処罰される恐れがありますので，ご注意ください。

　本１３日発表の感染者は３名（４３件の検査結果）です。

ビゼルト，アリアナ及びチュニスの各県に分散しています。

１名はエジプトからの帰国，残り２名は国内感染（合計１６名）です。

　引き続き感染予防及び最新情報の収集に努めて下さい。また，万が一，新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は，当館まで御一報願います。

　今後も感染拡大防止のため，当局による新たな規制の導入または規制強化措置が急に執られる可能性もあります。また，外国に渡航される際は、各国・地域の入国制限，入国後の行動制限措置及び航空便運航状況等、最新情報をご確認ください。

渡航先における情報を迅速に入手するためにも，「たびレジ」が大変便利です。第三国へ渡航の際は，下記のリンクから訪問先の「たびレジ」登録をよろしくお願いいたします（⇒https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html）

参考：新型コロナウイルス感染症対策本部（第１７回）資料

参考：査証の制限についてのご案内（外務省HP）

参考：日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

参考：外務省海外安全HP

参考：当館HP　新型コロナウイルス関連情報

令和２年３月１３日

（問い合わせ先）

在チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話：+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417