新型コロナウイルスに関する注意喚起(続報)

1 3月9日,チリ保健省は,「新型コロナウイルスの国内流行国から来訪する旅行者の対応措置に関するプロトコル」の改訂版(https://www.minsal.cl/wp-content/uploads/2020/03/2020.03.06_PROTOCOLO-SEGUIMIENTO-VIAJEROS_COVID-19.pdf )を発表しました。保健省の発表に基づく,日本からの渡航者に関係する変更事項は以下のとおりです。

(1)コロナウイルス感染の低リスク者に対する指示事項

同低リスク者の定義:コロナウイルスの陽性の症状を示す者から1メートル以上離れて旅行した者又はコロナウイルスの国内流行国(WHOが日々更新している“Situation Reports”(https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200310-sitrep-50-covid-19.pdf?sfvrsn=55e904fb_2 )において“Local transmission”と表示している国及び地域(10日現在,日本を含む61カ国・地域))からの来訪者のうち,コロナウイルスへの罹患者や死者と接触していない者

・他者と1メートル以上の距離を保つ

・家庭内において衛生用品(タオル等)や食器を共有しない

・手洗いをする

・使い捨てティッシュを使用し,使用後は蓋付きのゴミ箱に適切に廃棄する

・咳エチケットの励行

・清潔で換気された環境を維持

・咳等呼吸器疾患の有無等の自己観察の実行

・12時間毎の検温

・到着後14日間は熱,咳,呼吸困難等が発症した場合に保健当局(SEREMI)へ速やかに報告する

従いまして,上記コロナウイルス感染の低リスク者については,これまでにチリ保健省から発表されていた「過去30日間に感染リスクが高い国・地域(日本,中国,韓国,シンガポール,イラン,イタリア)への渡航履歴のある者に対する14日間の自宅待機の推奨」は要求されておりません。

(2)コロナウイルス感染の高リスク者に対する指示事項

同高リスク者の定義:コロナウイルス罹患者と居所や職場,教室,会議等を共有した者又は1メートル以内の距離で接した者又は旅行した者

・14日間の隔離及び上記低リスク者に対する指示事項

2 チリ保健省によると,3月10日時点で,チリ国内では17例のコロナウイルス感染者が確認されています。

最新の関連情報を報道や下記ホームページ等で収集し,感染予防に努めて下さい。

 なお,万が一,医療機関等に隔離され,援護が必要な場合は在チリ大使館までご連絡ください。

<情報参考HP>

・チリ保健省

https://www.minsal.cl/

・チリ保健省(チリにおけるコロナウイルス感染者数)

https://www.minsal.cl/nuevo-coronavirus-2019-ncov/casos-confirmados-en-chile-covid-19/

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

・外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

・当館ホームページ

https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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【問い合わせ先】

在チリ日本国大使館 領事部 

住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile

電話:(+56-2) 2232-1807

FAX:(+56-2) 2232-1812

メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp

HP:https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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