新型コロナウィルスに関する注意喚起(8)

【ポイント】

モルディブ国家緊急対応センター(NEOC)は,同国に入国する全ての旅行者に過去14日間の旅行歴を上陸申請用紙(入国カード)に記入することを求めるとしています。

●首都マレ市にトラベル・クリニックが設置されました。連絡先「1676」番。

●リゾートの封鎖(一時的出入り制限)が起きています。ご旅行の前に開業の有無を確認してください。

【本文】

1. PSM国営通信によれば,モルディブ国家緊急対応センター(National Emergency Operation Centre(NEOC))は,入国時,全ての旅行者に,上陸申請用紙(入国カード)にモルディブ入国日より過去14日間に旅行した国・地域の記入を義務づけています。

2. 首都マレ市に,トラベルクリニックが設置され,症状が見られる方は国籍を問わず相談できます。新型コロナウィルス感染症に関する情報は電話「1676」番に問い合わせてください。

3. 3月11日(午前)当局の通報によれば,次のリゾートに新型コロナウィルス感染症の症状が見られる者が発生し隔離施設に移送され,封鎖されていますが,詳細は報じられていません。

・ラビヤニ環礁Kuredu Island Resort

・アリフアリフ環礁Sandies Bathala Resort

・アリフダール環礁Vilamendhoo Island Resort(その後,制限解除)

・アリフアリフ環礁Kuramathi Island Resort

・カーフ環礁One and Only Reethirah Resort(その後,制限解除)

4.現在,モルディブ入国まで14日間以内に次の国・地域に滞在・旅行・通過(トランジット)した外国人は入国を禁止されています。ただし,モルディブ国民とその外国人配偶者は限定入国を許可されています。

(1) 中国全土(2020年2月4日より)

(2) イラン(2020年2月26日より)

(3) 韓国の大邱,釜山,慶尚北道及び慶尚南道(2020年3月3日より)

(4) イタリア(2020年3月8日より)

(5) バングラデシュ(2020年3月10日から同年3月24日まで)

5.モルディブ保健省は,新型コロナウィルス感染症に関するホームページを設け,予防,危険度,感染者数,入国制限等を発信しています。

https://covid19.health.gov.mv/

6.日本外務省は,「海外安全ホームページ」で各国の新型コロナウィルス発生状況や渡航情報等を発信しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

7.当館からのお願い

・引き続き関連情報の入手に努め,石鹸やアルコール消毒剤による手洗い・咳エチケット・公共交通機関や人混みを避ける等の感染防止に努めてください。

・ご旅行の前に,ご利用される施設(リゾート,ホテルなど)の開業の有無等をご確認ください。

モルディブでは,マスクや消毒剤の購入に数量の制限があります。

・3か月以上滞在される方は,「在留届」の届け出を,ご旅行の方は「たびレジ」登録を,お願いいたします。

(問い合わせ先)

モルディブ日本国大使館

電話:+960-3300087

夜間・緊急:+960-7788492又は+960-7788471

電子メール:ryoujimale@mo.mofa.go.jp

休館日:金曜日・土曜日及び祝祭日