在留邦人の皆様へ: カザフスタンにおけるコロナ感染例の発生可能性に関する保健省幹部発言(3月10日)

3月10日配信「vlast.kz」は,ベクシン国家主任衛生医師が記者ブリーフィングにおいて,3月11−16日前後にカザフスタンにおける最初のコロナウイルス感染例が発生する可能性があると発言した旨報じているところ,概要以下のとおりです。

1 ベクシン国家主任衛生医師は,10日に実施されたカザフスタン大統領付属中央通信局でのブリーフィングにおいて,カザフスタンにおけるコロナウイルスの最初の感染例が3月11−16日又はその前後1週間の間に確認される可能性があると述べた。同医師は「我々の予測では,およそ3月11−16日の間に,いよいよカザフスタンにおいてコロナウイルス(患者)が現れるはずである。しかし,これは予測であり,一週間程度前後し得る」と述べた。

2 コロナウイルス(患者)が現れた場合,同医師は「直ちに特別な措置をとる」と強調した。同医師は,予測は保健省によるものではなく,「有識者による数学的シミュレーション」と説明した。同医師は「現在,我々は現状に関する取組みと予測を行っている。これが良くない予測(当館注:カザフスタンにおけるコロナウイルス患者の発生)とは限らない。我々は状況をシミュレーションしている。我々は,(コロナウイルスの)環の中にいるため,(コロナウイルス患者の発生は)起こり得るが,それがいつになるかは分からない。有識者は,それ(コロナウイルス患者)が10日あるいは16日に発生すると言っているが,これは予測であるため,起こらない可能性もある」と述べた。

3 同予測の根拠に関する質問に対し,同医師は「これは有識者による数学的シミュレーションである。有識者らは研究を進めており,特別な公式を用いて予測を立てている」と述べた。

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"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

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電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047