【緊急】【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(3月9日現在)

●9日現在,アルゼンチン保健省の発表によれば,アルゼンチン国内では12名の感染者,うち1名の死亡者が報告されています。

●アルゼンチン保健省は,新型コロナウイルスに関する新たな指針を発表し,持続的な感染地域(中国,日本,韓国,イラン,イタリア,スペイン,フランス及びドイツ)からアルゼンチンへの入国者に対し,14日間の自宅等での待機や,発熱や呼吸器等で症状がある場合は,医療機関の受診をするよう推奨しています。

●最新情報を入手するとともに, マスクの着用, 手洗いやうがいの励行など, 感染予防に努めてください。

●万が一当局に隔離され援護が必要な場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。

1 9日現在,アルゼンチン保健省の発表によれば,アルゼンチンでは12名の感染者,うち1名の死亡者が報告されています。

2 アルゼンチン保健省は,3月6日付で新型コロナウイルスに関する新たな指針を発表しました。概要は以下のとおりです。

3月6日,新型コロナウイルスに関する省庁間会議が開催され,以下の内容が合意された。

・アルゼンチンは封じ込め段階を継続し,疫学的状況に応じた指針を作成する。

・現在のところ,持続的な感染地域は,中国,日本,韓国,イランに加えて,イタリア,スペイン,フランス,ドイツである。

・以下(1)〜(4)は,本日から有効な推奨事項に追加される。

(1)学校への推奨事項

・所期のカリキュラムを継続する。

・呼吸器感染症の予防に関する推奨事項を強化する。

・発熱や呼吸器症状(咳,咽頭痛,呼吸困難)がある場合は出席しないことが推奨される。新型コロナウイルス感染地域への渡航から戻った子女や職員は,たとえ症状がなくても14日間は出席せずに社会的接触を避け,自宅に待機することが推奨される。

(2)新型コロナウイルス感染地域からの入国者への推奨事項

・呼吸器感染症の予防に関する推奨事項を強化する。

・14日間は自宅に待機し,仕事,レクリエーション,スポーツ,社交など公共の場に行かないことが推奨される。

・発熱や呼吸器症状(咳,咽頭痛,呼吸困難)がある場合は,自分で治そうとせず直ちに相談し,症状を過小評価しない。また診察に関しては居住地区の推奨事項に従う。その際,他人への感染のリスクを減らし,その後の診察を準備するために電話相談の利用を推奨する。

(3)大規模イベント等への参加に関する推奨事項

新型コロナウイルスの持続的な感染の証拠がない段階では,イベントの中止は推奨されない。

・海外からの参加者のあるイベントでは,新型コロナウイルス感染地域からの参加者同様の行動が推奨される。

(4)65歳以上の高齢者

・呼吸器感染症の予防に関する推奨事項を強化する。

・特に人々が大勢参加する閉ざされた場所での社会活動を最小限に抑える。

・発熱や呼吸器症状(咳,咽頭痛,呼吸困難)がある場合は,自分で治そうとせず直ちに相談し,症状を過小評価しない。また診察に関しては居住地区の推奨事項に従う。その際,他人への感染のリスクを減らし,その後の診察を準備するために電話相談の利用を推奨する。

・インフルエンザと肺炎球菌の予防接種を行う。

・可能であれば,新型コロナウイルス感染地域への渡航は延期する。

【ご参考:アルゼンチン保健省ホームページ】

https://www.argentina.gob.ar/salud/coronavirus-COVID-19/recomendaciones-situacion-epidemiologica 

4 万が一当局に隔離され援護が必要な場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。

○在アルゼンチン日本国大使館

Bouchard 547 Piso-17, Buenos Aires, Argentina

電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200

FAX:(市外局番011) 4318-8210 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8210

ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm

※ご帰国,他国に転居等されておられ,帰国(転居)届がお済みでない場合は,誠に恐れ入りますが,最寄りの在外公館または外務省領事局政策課領事IT班(東京03-3580-3311)まで御連絡ください。