キルギスへの一時的な入国制限措置(首相府表現変更)

●当地首相府は,3月4日付の公式サイトにおいて発表したキルギスへの一時的な入国制限措置に関し,「特定の国(中国,イラン,日本,韓国,イタリア)」と表記していた部分から国名を削除する等,内容の一部を変更しました。

●しかし,現時点において日本が「芳しくない疫学的状況にある国」から除外された訳ではありませんので,引き続き日本等からの入国制限について注意が必要です。

 当地首相府は,3月4日付の公式サイトにおいて発表したキルギスへの一時的な入国制限措置に関し,「特定の国(中国,イラン,日本,韓国,イタリア)の国民への一時的なキルギス入国制限に関し,本会合において,上記の国の全ての国民が過去30日間,問題のない疫学的状況の国に滞在していた場合,キルギスへ入国可能である。他方,過去30日間,芳しくない疫学的状況にある国に滞在していた他国の国民は,キルギスへの入国が制限される」と記載していたところ,「特定の国(※国名を削除)の国民への一時的なキルギス入国制限に関し,本会合において,外国籍の国民が過去30日間,問題のない疫学的状況の国に滞在していた場合,キルギスへ入国可能である。他方,過去30日間,芳しくない疫学的状況にある国

に滞在していた他国の国民は,キルギスへの入国が制限される」と,内容の一部を変更しました。

 しかし,現時点において明示的に日本が「芳しくない疫学的状況にある国」から除外された訳ではありません。また,「芳しくない疫学的状況にある国」について,当地政府は明言を避けているところ,日本を含む上記5か国のみならず,感染者が増加している国が追加されることも考慮する等,入国制限について引き続き注意が必要です。