ノルウェーにおける新型コロナウイルス感染状況など(3月7日現在)

●7日,ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は,累計で147人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。

●常に最新の情報を収集するとともに,手洗い,うがい,咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。

●邦人の方が新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合には,当館までご一報願います。

1 ノルウェー国内の感染状況

7日,FHIは概要以下を発表しました。

(1)ノルウェー新型コロナウイルス感染者が累計で147人になった。いずれも軽症であり入院している人はいない。

(2)FHIは本7日16時までに,新たに34人の感染者が確認されたとの報告を受けた。感染者の89人がイタリアでの旅行と関係がある。本7日の感染確認者4人がオーストリアでの旅行と関係がある旨報告があった。

(3)FHIは,現在,コロナウイルスの感染拡大が継続している地域のリストをローマより北の全地域まで広げた。

同地域からノルウェーに帰国した者は,帰国後から咳,呼吸器系の問題,発熱がないか注意すべきである。また,同地域を訪れた医療関係者は,帰国後14日間は職場には近づかないこと。

(4)感染者(累計147人)の地理的内訳は以下のとおり。

アグデル県           9人

インランデ県         12人

ムーレ・オ・ロムスダール県   2人

ノールランド県         1人

オスロ市           28人

ローガラン県         15人

ベストフォル・オ・テレマルク県 2人

トロムソ・オ・フィンマルク県  6人

トルンデラーグ県       11人

ヴェストラン県        24人

ヴィーケン県         37人

【参考】新型コロナウイルスに関するFHIホームページ

ノルウェー語) https://www.fhi.no/sv/smittsomme-sykdommer/corona/

(英語) https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/

2 新型コロナウイルスについて

新型コロナウイルスは,現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

ア 飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。

※ 感染を注意すべき場面:屋内などで,お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき

イ 接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後,自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し,感染者に直接接触しなくても感染します。

※ 感染場所の例:電車やバスのつり革,ドアノブ,エスカレーターの手すり,スイッチなど

(2)感染予防のためには,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒,うがい,咳エチケットの徹底,なるべく人混みを避ける等の基本的な感染症対策に一層の注意が必要です。また,十分な睡眠をとっていただくなどの健康管理を心がけてください。

(3)FHIは,ホームページにおいて「国民向けアドバイス及び情報」を提供しており,「あなたが新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合」の項において以下のとおり呼びかけています。

ア かかりつけの医師又は救急外来(電話:116117)に事前に電話で連絡して,アドバイスや予約確認をしてください。

イ 咳,発熱,のどや胸の痛み,呼吸困難などの症状があり,以下の少なくともいずれかに該当する場合には,医師に電話連絡してください。

(ア)過去14日以内に,感染が発生しているとみなされている地域(中国本土,香港,シンガポール,日本,イラン,韓国,イタリアのローマより北の全地域)に滞在していた場合。

(イ)過去14日以内に,新型コロナウイルスに陽性と診断された人と濃厚接触があった場合。

【参考】

〇FHI「国民向けアドバイスと情報」

ノルウェー語)

https://www.fhi.no/nettpub/coronavirus/fakta/rad-og-informajon-til-befolkningen-om-nytt-koronavirus-coronavirus-2019-nco/

(英語) 

https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/advice-and-information-to-public/

〇日本国厚生労働省 新型コロナウイルスに関する特設ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

3 日本への帰国の際の注意

3月5日,新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が決定されました。

本件措置のうち,3月9日午前0時(日本時間)から実施される「検疫の強化」では,「中国(香港及びマカオを含む。)及び韓国からの入国者に対し,検疫所長の指定する場所で14日間待機し,国内において公共交通機関を使用しないことを要請する。」とされていますが,この措置には中国・韓国以外の国から中国・韓国を経由してきた航空機・船舶に搭乗してきた方(日本人を含む)も対象になりますのでので,ご注意ください。

【参考】

〇水際対策の抜本的強化について(日本国厚生労働省ホームページ)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

〇水際対策の抜本的強化に関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q2-5

4 各国における感染状況

(1)多くの国・地域において新型コロナウイルス感染者が確認されています。

ノルウェーから海外に渡航を予定されている方は,新型コロナウイルス感染症を受け,各種入国制限等を導入・強化している国・地域が増えていますので,必ず渡航先政府の最新情報を事前にご確認ください。

なお,日本からの渡航者,日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限については,以下の日本国外務省海外安全情報ホームページをご参照ください。

【参考】

〇主な国・地域の累計感染者数:7日正午(日本時間)現在

中国:80,651人,韓国:6,767人,イラン:4,747人,イタリア:4,636人,ドイツ:639人,フランス:613人,日本:408人(注),スペイン:365人,米国:213人,スイス:181人,英国:163人,シンガポール:130人,オランダ:128人,ノルウェー:113人,ベルギー:109人,香港:107人

(注)大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で発生したケース(696人)は,WHOは日本国内とは別枠で統計を取っています。

〇日本からの渡航者,日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

(2)日本国外務省は,3月1日付にて発出していたイタリア北部3州(ロンバルディア州ヴェネト州エミリア=ロマーニャ州)の感染症危険情報「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」のうち,ロンバルティア州を同6日付にて「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げました。

なお,日本国外務省は,中国,韓国,イランにも感染症危険情報を発出しています。

【参考】

〇日本国外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

〇イタリア・ロンバルディア州に対する感染症危険情報の発出(レベル引き上げ)

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T048.html#ad-image-0

(3)FHIは,3月3日から,中国に加え,イラン,韓国,イタリア北部4州(ロンバルディア州ヴェネト州エミリア=ロマーニャ州ピエモンテ州)への旅行を避けるよう発表しました。これは,同地域に渡航したノルウェー人が感染し,ウイルスをノルウェーに持ち帰るリスクを減らすためとしています。

【参考】

〇FHI「旅行アドバイス」:

ノルウェー語)

https://www.fhi.no/nettpub/coronavirus/fakta/reiserad-knyttet-til-nytt-koronavirus-coronavirus/

(英語)

https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/travel-advice-2019cov/

ノルウェー外務省各国渡航情報(ノルウェー語のみ):

https://www.regjeringen.no/no/tema/utenrikssaker/reiseinformasjon/velg-land/id2414273/

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電話:(+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

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