３月５日、日本における新型コロナウイルス感染症対策本部において「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が決定されました。右措置のうち、日本人の皆様に関連する主要点については以下のとおりですので，日本への帰国等の際には必ず最新情報をご確認ください。
３月５日、日本における新型コロナウイルス感染症対策本部において、「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が以下のとおり決定されました。本件措置は、諸外国で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、感染拡大を防止するため、国内対策はもとより機動的な水際対策について、引き続き躊躇なく断行する観点から実施されるものです。
「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」
１．入国拒否対象地域の不断の見直し（法務省）
韓国及びイランに対して包括的な入国禁止措置の適用を可能とし、韓国及びイランのそれぞれの一部地域（注）を追加指定。
（注）韓国：慶尚北道慶山（キョンサン）市、安東（アンドン）市、永川（ヨンチョン）市、漆谷（チルゴク）郡、義城（ウィソン）郡、星州（ソンジュ）郡、軍威（グンウィ）郡
イラン：コム州、テヘラン州、ギーラーン州
２．検疫の強化（厚生労働省）
中国（香港及びマカオを含む）及び韓国からの入国者（中国、韓国における乗り継ぎを含む）に対し、検疫所長の指定する場所で１４日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請。
３．航空機の到着空港の限定等（国土交通省）
（１）航空機：中国又は韓国からの航空旅客便の到着空港を成田国際空港と関西国際空港に限定するよう要請。
（２）船舶：中国又は韓国からの旅客運送を停止するよう要請。
４．査証の制限等（外務省）
（１）中国及び韓国に所在する日本国大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力を停止。
（２）香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止。
５．水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化
なお，上記１．の措置は、３月７日午前０時から当分の間、実施します。ただし、実施前に外国を出発し、実施後に本邦に到着した者は対象とはなりません。
また、上記２．〜４．の措置は、３月９日午前０時から３月末日までの間、実施します。右実施期間については今後の更新もありえます。特に、「２．検疫の強化」については中国（香港及びマカオを含む）及び韓国から入国される日本人の皆様も対象となりますところ，厚生労働省からの本件に関する以下のメッセージをご紹介します。
【以下厚生労働省提供情報】
○３月９日（月）午前０時から、まずは３月末日までの間、検疫の強化を開始します。
○具体的には、日本へ入国した後、１４日間、検疫所長が指定した場所に待機することが要請されることになります。
○この期間中に日本へ帰国することを検討している在留邦人におかれては、新型コロナウイルス感染症にかかる日本の水際対策の強化の必要性についてご理解いただき、上記の日本政府の取組にご協力願います。
○なお、当該措置によって必要となる宿泊施設や交通機関のキャンセル料は国から補償されることはなく，すべて自己負担となりますので、あらかじめご留意願います。
（関連情報のホームページ）
ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
詳細ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html
（上記に係る連絡先）
国内の方向け：０１２０−５６５６５３（フリーダイヤル）
０１２０−４８５１８８（日本語）
国外の方向け：＋８１−３−３５９５−２１７６（英語）
【以上厚生労働省提供情報】
なお，英国における新型コロナウイルス関連情報は、領事メールや当館ホームページ、在英国日本大使館ホームページでお伝えしているとおりです。また、他国に渡航される際には、新型コロナウイルス感染症の発生を受け、各種入国制限等を導入・強化している国・地域が増えておりますので、必ず渡航先の政府関係機関や搭乗予定の航空会社などから最新情報を事前にご確認ください。日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限については、以下のHPにとりまとめています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
このメールは，在留届にて提出のあったメールアドレス及びたびレジ登録者宛てに配信しています。
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