新型コロナウイルス関連情報(3月2日現在)

○2日(月),新たにオーストリア国内で2名(ウィーン市1名,ザルツブルク州1名)の新型コロナウイルス(COVID-19)感染の確定症例が報告されました(累計確定症例数は16名)。

オーストリアにお住まいの皆様及び

たびレジ登録者の皆様へ

1 1日(日),オーストリア当局によれば,新たに2名(ウィーン市1名,ザルツブルク州1名)が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していることが確認された旨発表されました。

 ウィーン病院協会の発表によれば,ウィーン市内で女性1名の同ウイルス感染が確認されました。この女性は,2月29日にニーダーエーステライヒ州で感染が確認された夫婦の親族であり,軽症のため自宅隔離となったとのことです。

 この関連で,ニーダーエーステライヒ州の感染者1名と接触のあったウィーン・インターナショナル・スクールの教職員17名が自宅隔離となり,同校は2日と3日の2日間臨時休校となりました。

 また,ザルツブルク州当局の発表によれば,2月29日にピンツガウ(Pinzgau)で同ウイルス感染が確認された女性のパートナーについても同ウイルス感染が確認されたとのことです。この女性は先々週末に北イタリアのトリノに滞在した後,先週水曜日にウィーンからピンツガウに列車で移動した模様です。現在この女性,パートナー及び親族2名が自宅隔離となっています。

 墺連邦保健省によれば,これでオーストリアにおける確定症例は16名となります。

2 また,オーストリア外務省は2月28日,日本に対して新型コロナウイルス蔓延を理由に「注意」を求める危険レベル2を発出しました。

 ただし,日本からオーストリアへの渡航者に対する入国制限は課せられておりません。

3 新型コロナウイルスは風邪と同様にせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので,手洗い,人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。

 ただし,当国では覆面禁止法によりマスクの着用が禁止されており,新型コロナウイルス感染予防のためのマスク着用について新聞社から見解を問われた当国内務省は,健康上の理由によりマスクを着用する場合には原則として医師の診断書が必要である旨回答しておりますので,ご注意ください。

4 また,オーストリア国内では昨年12月以降季節性インフルエンザ及び類似の風邪が流行しており,国全体で約20万人以上が感染しています。新型コロナウイルスだけでなく,インフルエンザの予防にも努めてください。

【参考】

■ オーストリア保健省

新型コロナウイルス情報(独語)

https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html

新型コロナウイルス・ホットライン(独語・英語)

Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月−金,9:00-17:00)

ウェブサイト:https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/

■ 日本厚生労働省

新型コロナウイルス関連情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

■ 世界保健機関(WHO)

○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus

(問い合わせ先)

○在オーストリア日本国大使館

住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria

電話: (市外局番01)531920

Fax: (市外局番01)5320590

ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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