●現時点では,コロンビア国内における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は確認されていません。
●報道によれば,退避計画によって中国武漢市所在のコロンビア人が2月27日夜にボゴタ市へ到着し,スポーツ村(carrera 60 con calle 63)において,帰国者及び乗員に対する14日間の検疫が実施されています。
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を防ぐためには,手洗いや咳エチケット等の感染症対策を行うことが重要とされています。
1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,中国だけでなく,世界的に広がっています。
他方,現時点では,コロンビア国内における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は確認されていません。
2 退避計画によって中国・武漢市所在のコロンビア人等が2月27日夜にボゴタ市へ到着し,スポーツ村(carrera 60 con calle 63)において,帰国者及び乗員に対する14日間の検疫措置が実施されています。同施設は広大な土地の中にあり,周辺の住宅街や公園からは十分な距離があります。また,政府は措置の対象者には初日,一週間後,二週間後に検査を実施すると発表していますが,武漢出発時点では,全員が陰性であったとのことです。
3 また,コロンビア移民庁によれば,日本を含む8カ国(中国,韓国,シンガポール,タイ,マレーシア,アラブ首長国連邦及びイタリア)に,14日以内に滞在歴のある渡航者については,コロンビア国内のすべての入国ポイントにおいて,通常の入国手続きとは別に,厚生・社会保障省職員による検疫が行われています。
上記検疫において,発熱やせきなどの症状が無い場合は通常通り入国は出来ますが,(必要に応じて連絡が取れるよう)滞在先などの情報提供が求められるとのことです。
また,発熱やせきなどの症状がある場合は,医療機関などに搬送され,検査が行われるとのことです。
4 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について,現時点では飛沫感染と接触感染の2つが存在すると考えられていますので,過剰に心配することなく,手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットなどの通常の感染症対策が重要とされています。
5 また,日本の報道によれば「中国人である」というだけで感染者であるかのごとく扱われたり,インターネット上では侮辱的な言動が流布されるなどの風評被害が散見されます。このような風評被害に遭遇した際には,冷静な行動を心がけ無用なトラブルに巻き込まれないようご注意いただくとともに,関連情報について在コロンビア大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。
6 関連サイト
(1)厚生労働省ホームページによる周知
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ア 新型コロナウイルスを防ぐためには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
イ 一般的な感染症対策について
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
(2)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(3)外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
このメールは,在留届および「たびレジ」に登録されたメールアドレス宛に自動的に配信されています。
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
【問い合わせ先】
在コロンビア日本国大使館
Carrera 7 No. 71-21, Torre B Piso 11, Bogota, D. C.
代表: +57 (1) 317 50 01
FAX: +57 (1) 317 49 89