高速道路上サービスステーションにおける料金トラブルに関する注意喚起

【ポイント】

○最近、高速道路上のサービスステーション(ガソリンスタンド)において,同ステーションの店員から不当な値段で中古タイヤを売りつけられそうになったり,タイヤとの接続部品に嫌がらせを受けたとの相談が当館に寄せられています。

○店員は車両の整備点検を装い,軽微なパンクを修理せず,故意にタイヤを鋭利な刃物等で切り裂く等して,走行不能な状態にした上で,高額な料金で中古タイヤを売りつける手口を用いています。

○NHMP(ナショナルハイウェイ・モーターウェイ警察:高速道路交通警察)では,同様の被害に対する注意喚起をしておりますので,被害に遭いそうになった際には,高速道路交通警察の連絡先である130番に電話して下さい。

【本 文】

1 最近、高速道路上のサービスステーション(ガソリンスタンド)において,同ステーションの店員から不当な値段で中古タイヤを売りつけられそうになったり,タイヤとの接続部品に嫌がらせを受けたとの相談が当館に寄せられています。

2 被害者は,M2高速道路をイスラマバード方向に走行中,軽微なパンクのため,高速道路上のサービスステーション(ガソリンスタンド)に立ち寄り,パンク修理を依頼しました。

ところが,同ステーション店員は車両の整備点検を装い,軽微なパンクを修理せず,故意にタイヤを鋭利な刃物等で切り裂く等して,走行不能な状態にした上で,不当に高額な料金で中古タイヤを売りつけようとしてきました。被害者が支払いを拒否したところ,タイヤとの接続部品を一部切り落とす等,大事故に繋がりかねない嫌がらせを行ったとのことです。警察によると,同様の被害相談は数件寄せられています。

3 NHMP(ナショナルハイウェイ・モーターウェイ警察:高速道路交通警察)では,同様の被害に対する注意喚起をしておりますので,被害に遭いそうになった際には,高速道路交通警察の連絡先である130番に電話して下さい。すぐに警察官が現場に駆けつけ,事態に対処するとのことです。

4 上記注意点以外にも、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C226.html

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)