デング熱の流行に伴う公衆衛生上の非常事態宣言

パラグアイ政府は,デング熱の流行に伴う公衆衛生上の非常事態を宣言しました。

パラグアイ渡航・滞在される方におかれては,防蚊対策を徹底し,発熱等の症状が出た場合は,早めに医療機関を受診してください。ただし,医療機関デング熱流行のため混雑しています。

1 2月18日,パラグアイ政府は,パラグアイ国内におけるデング熱の流行を受けて,公衆衛生上の非常事態を宣言しました。厚生福祉省の発表によると,本年に入ってからデング熱とみられる事例が85,290件確認されており,うち77.63%がアスンシオン市及びセントラル県に集中しています。また,アスンシオン市内では全ての地区でデング熱とみられる事例が確認されています。

2 デング熱ネッタイシマカヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される感染症です。感染すると2〜14日(通常3〜7日)の潜伏期間の後,38〜40度台の高熱で発症し,ときに激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹などが現れます。多くは1週間ほどで回復しますが,ときに出血傾向を伴う重症に至り,死亡することがあります。

3 デング熱に対しては,蚊に刺されないことが最も有効な予防手段です。そのためには家の周囲などに蚊が繁殖する水たまりを作らないこと,ネッタイシマカヒトスジシマカが活動的になる日中から夕方にかけては,特に肌を露出しない衣服を着用し,蚊に有効な虫除け剤を使用するなどして蚊に刺されない工夫をすることが必要です。

4 デング熱とみられる発熱等の症状が出た場合は,早めに医療機関を受診することを心がけてください。ただし,医療機関デング熱流行のため混雑しています。自己の判断で解熱剤などを服用し,病状が悪化した例もありますのでご注意ください。

【参考情報】

厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱

http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

国立感染症研究所 「デング熱

http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html

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