【緊急】新型コロナウィルスに関する注意喚起

1 2月3日現在,バヌアツ国内において新型コロナウィルスへの感染例は確認されておりませんが,WHOが発出した『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言』に沿い、バヌアツ政府の“新型コロナウイルス対策本部”は以下の対策を講じるとしています。特にバヌアツへの渡航を予定されている方は、ご留意ください。

(1)到着前の対策

 バヌアツに入国する全ての航空機に搭乗する者は、航空会社が提供する『入国者健康申告書』に、入国の14日前までに滞在していた場所の詳細、現在の健康状態、バヌアツ滞在期間中に有効である電話番号、Eメールアドレス等を必ず記入しなければならない。記入済みの『申告書』を提示しない搭乗者は入国を許可されず、次に搭乗可能な航空機で自費にて出発地に戻される。

(2)到着時の対策

 空港及び港において、全ての乗員乗客は医療関係者により新型コロナウイルスの症状の有無についてスクリーニング検査を行われる。症状があるとされた者は、登録された医者による追加検査の対象となる。感染の疑いがあるとされた者はバヌアツへの入国を拒否され、すぐに追加処置が施され、次の利用可能な搭乗機にて自費にて出発地へ戻される。なお、入国が許可された者は次の14日間保健省による監視の対象となる。

(3)到着後の対策

 全ての申請書の情報は保健データベースとして監視の対象となる。旅行者への連絡は、入国後14日間及び旅行者の出国まで続く。全てのホテルやリゾートに滞在する旅行者についても、入国から14日間は保健省による監視の対象となる。

(4)体調が悪くなった時

 呼吸器疾患の症状(熱、咳や呼吸困難)が滞在中や旅行後に見られた旅行者は、医療機関にかかり、症状を拡散させないことが奨励される。また、インフルエンザのような症状が1週間以上続いたり状態がひどくなったりした際(呼吸困難やむねの痛み、症状が継続する等)、必ず医療機関にかからなければならない。

2 1月30日正午時点の政府公式発表によりますと,新型コロナウィルス関連の肺炎と暫定的に診断されている患者は7,771例となり(うち中国が7,711例),日本でも感染事例が12例(2月1日時点15例)確認されています。

引き続き最新情報の収集に努めてください。万が一感染の疑いがある場合は速やかに最寄りの医療施設に受診してください。また,バヌアツ国内において感染事例又はその疑いのある情報に接した場合には,大使館に連絡してください。

※情報収集源参考

厚生労働省ホームページ:

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09278.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09241.html

厚生労働省ホームページ内:感染症関連

3 緊急事態発生時には,提出された「在留届」をもとに,大使館・総領事館が,安否確認・支援活動等を行います。まだ登録がお済みでない方,住所などを変更された方,または既に帰国された方は以下のリンクから手続きを行ってください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

在バヌアツ日本国大使館

住 所:c/o The Melanesian Hotel, Lini Highway, Port Vila, Vanuatu

電 話:(678)29393(開館時間 8:30〜17:15 ※時間外のオペレーター対応はありません)

ホームページ: https://www.fj.emb-japan.go.jp/jointad/vu/ja/index.html

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

FAX:(679)330-1452

メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp