新型コロナウイルスに関する国家主任衛生医師記者会見(2月3日)

2月3日,ベクシン国家主任衛生医師(保健省製品サービス品質安全監督委員会副議長)は,新型コロナウイルス対策について記者会見を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 (中国武漢市から到着した)全員に検査が行われた。状態は満足のいくもので,体温は基準の範囲内である。(体調不良の)訴えはなされていない。コロナウイルスに感染していないことが実証的に確認されたが,彼らは14日間の検疫を受けなければならない。

2 問題となるのは,本年1月6日以降に中国から到着した者のみであり,すべての発熱を有する者ではない。89名が発熱と急性呼吸器ウイルス感染症の訴えで隔離病棟に搬送された。3日時点で病院には46名が入院しており,43名が退院した。全員の検査を行い,(検査結果を)アルマティ市アイキンバエヴァ名称国立危険感染症研究センターに送っている。

3 我々は,(航空機の)国際線で到着した者全員に対する継続的な赤外線コントロールを2017年から行っている。サパルバエフ副首相を議長とする,新型コロナウイルスカザフスタンへの侵入・感染防止にかかる省庁間委員会の指示により,カザフスタン・中国国境8か所の税関ポイントにおいて,追加的衛生コントロールシステムによる検査が行われた。

4 3日,最後の航空機がカザフスタン国民を(中国から)輸送する。明4日から中国との直行便は停止される。バス及び鉄道は既に動いていない。中国国境を越えるのは,貨物と公式代表団である公務員のみであり,彼らに対しては両政府による赤外線スキャンが行われる。政府の決定に従い,我々は手動型及び設置型赤外線モニターによる追加の赤外線コントロールを実施している。

(何かあった場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047