【緊急】邦人に対する強盗致傷事件の発生(場所:アボメ・カラヴィ)

・夜間の外出並びにバイクタクシー(ゼミジャン)の利用は控えてください。

・外出時,多額の現金や貴重品を所持することは控えてください。

・他人事と思わず、基本的な防犯対策を講じてください。

事件の概要

1.日時 1月22日午後10時ころ

2.場所 自宅前

3.発生状況 上記日時場所において,邦人2名が外出先からゼミジャンで帰宅したところ,後ろからつけてきたと思われる2人組の男(バイク利用)に襲われた。

4.被害品 鞄(在中金品〜現金,カード類,鍵類)

5.凶器 有(こん棒のようなもの)

6.ケガ 有(切り傷)

7.周囲の状況 街灯なし

ゼミジャンについては,交通事故被害及び事件被害を防ぐ上で利用を控えていただきますようお願いいたします。

当地のバイク運転手には,運転技術の未熟さ・荒さ,交通法規やルールに対する遵法精神の欠如等,問題が見受けられます。走行中に転倒すれば,大ケガをすることになります。

さらに,バイクは外見上,誰が乗っているかは一目瞭然であり,犯罪者がターゲットを絞ることが容易となります。

車で移動する場合は,車内にいることで外部からの目を遮断することができ,リスクを軽減することができます。しかしながら,特に降車の際には,周囲に普段と変わった状況がないか,不審者がいないかを確認し,注意を払う必要があります。

以上のことから,移動の際には,認可を受けたタクシー,皆さまが所属している組織・会社が契約している業者(個人),信頼できる同僚・友人の送迎をお勧めします。

夜間外出については,自宅から目的地までの往復の間,上記のように安心で信頼できる移動手段が確保されない場合は控えていただくようお願いいたします。特に,徒歩による夜間外出は厳に慎んでください。

刃物や銃器で脅されるなど身体に危害が及ぶ状況が発生した場合には、決して抵抗することなく、自分の命を守ることを最優先に考えてください。

一例ですが,アボメ・カラヴィでは,年末に銃器使用の殺人事件(被害者はベナン人)が発生しております。海外では日本人は裕福であると認識されています。決して裕福とはいえない当地の人々が、日本人にはそれだけの資力があると考えているのは容易に想像がつきます。

大多数が善良で親切な市民ですが、一部の犯罪者が外国人を標的にしているのは明らかですので、十分注意をお願いいたします。

また,事件被害,交通事故被害に遭われた際には,速やかに警察へ届け出るとともに,当館へもご連絡くださいますようお願いいたします。

(現地大使館連絡先)

○在ベナン日本国大使館

住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU, BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)

電話:(市外局番なし)21-30-59-86  (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99

国外からは(国番号229)21-30-59-86

FAX:(市外局番なし)21-30-59-94

国外からは(国番号229)21-30-59-94

ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

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