大使館からの注意喚起

○7日,コッパーベルト州チンゴラで呪術師に扇動された儀式目的と思われる殺人(斧等で2家族を襲撃,女性1名死亡,5名の重傷者)が発生。同殺人容疑で逮捕者が出た際に暴動が発生し,一部が暴徒化しました。

ザンビア政府は,暴動参加者を逮捕し,国防・内務大臣や警察長官を派遣して治安の回復を試みているが,暴動はコッパーベルト州の各地(チンゴラ,カルルシ,キトエ,チリラボンブエ)に拡大,無関係の住民が殺害されており,未だ収束の兆しは見えません。

○暴動が起きている地域及び近隣にお住まいの方は,不要な外出を避け,特に夜間の外出をしないようご注意下さい。また,集会や人混み等にも近づかないようご注意下さい。

1 1月7日以降,チンゴラで発生した儀式目的と思われる殺人(斧等で2家族を襲撃,女性1名死亡,5名の重傷者)の容疑で男性が逮捕され,同事象に抗議するため主要道路を閉鎖,商店等を破壊,襲撃する等の暴動が発生しました。

2 ザンビア政府は,チンゴラに国務大臣及び内務大臣,警察長官を派遣し暴徒に対して警告するとともに約100名の暴動参加者を逮捕しました。

3 カルルシ,チリラボンブエにおいて暴動参加者の一部が,儀式殺人を行ったと疑われる2名を殺害,5人の重傷者が発生したとのことです。

4 警察は,チンゴラで22時以降の夜間外出を制限しました。

5 ザンビアでの儀式殺人は,2016年に首都ルサカ州で発生して以来,約4年ぶりの事象です。上記地域以外の方も周囲の情勢には注意し,公開情報等を通じて情報収集に努めるとともに,ご自身の安全確保にご留意下さい。

6 被害の報告等,緊急時は下記連絡先までご連絡下さい。

【問い合わせ先】

ザンビア日本国大使館 領事警備班

+260-977-77-1205

+260-977-77-1206