新型コロナウイルスによる肺炎の発生（１月２０日２１時現在（北京時間））

●1月20日，上海衛生健康委員会は，国家衛生健康委員会は上海市で初めての新型コロナウイルス感染による肺炎の確定診断例（輸入症例）を認めた旨，また，上海市で濃厚接触した2名が現在医学観察中であること発表しました。

●最新情報を収集する等，感染予防に努めてください。

（参考）

上海市衛生健康委員会による発表（当館仮訳）

　1月20日晩，国家衛生健康委員会は上海市で初めての新型コロナウイルス感染による肺炎の確定診断例（輸入症例）を認めた。

　患者は湖北省武漢市に戸籍を有する56歳の女性である。1月12日に武漢より上海を訪問した後に，発熱，倦怠感などの症状のため，1月15日に上海市の発熱外来での診察を受けた後，入院隔離治療された。上海市の疾病予防管理部門による検査と中国疾病予防管理センターの再検査を経て，新型コロナウイルスの核酸検査の結果は陽性であった。1月20日，国家衛生健康管理委員会疾病対応処置指導小組の専門家による評価確認の結果，当該病例は新型コロナウイルス感染による肺炎との診断が下された。現在患者の体温は正常，バイタルサインは安定しており，他2名の上海で濃厚接触した者は現在医学観察中にある。

上海市衛生健康委員会による発表（中文）

http://wsjkw.sh.gov.cn/xwfb/20200120/41fb276c8f3e4e6ba61120fbcfe7fff0.html

（武漢市に関する問い合わせ先）

○在中国日本国大使館領事部

　電話：(国番号86)-(0)10-6532-5964

ホームページ：http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

（現地公館等連絡先）

○在上海日本国総領事館

（管轄地域：上海市，安徽省，浙江省，江蘇省，江西省）

　住所：上海市万山路8号

　電話：（市外局番021）-5257-4766（代表）

国外からは＋86-21-5257-4766（代表）