年末に向けての防犯対策(その2)

11月14日付のメールでもお知らせしましたが,ジャマイカ国家警察は,年末年始において安全対策をとるとともに,ビジネスや公共の場所で普段以上に警戒することを呼びかけています。

警察からのアドバイスは以下のとおりです。

ビジネスや娯楽のイベントが増えると,一般的に盗難犯罪や顧客,消費者を狙った詐欺犯罪を誘発します。警察では,犯罪被害を最小限に抑えるため,警官の路上配備の強化を継続し,不審な活動があれば,すぐに連絡できるような体制を提供しています。

 

盗難防止

・貴重な個人の所有物(現金や高級な電子機器など)が適切に保管または隠されていることを確認してください。大量の現金を伴うビジネスを行う場合は,警察署または他の安全な場所で実行してください。

・歩行者の多い地区を歩くときは,特にゴールドなどの貴金属を過剰に身につけないでください。

・家と車に入るのにかかる時間を最小限に抑えるため,家と車の鍵は手元に確保してください。

・明るい場所を歩き,一人で歩くのを避けてください。尾行されていると思う場合は,直感を信じて混雑した場所に進み,警戒を維持し,支援を求めてください。

・通行人から見えるような自動車の座席や車内に貴重品を放置しないでください。

・銀行で大金を取り扱わないよう,また,従業員にそれを指示しないようにしてください。金融機関で預金を取り扱う際は警備サービスを採用するか,警察の支援を求めてください。   

・また,ATMを使うときも警戒し,デビット/クレジットカード情報を保護してください。

・旅行者は空港では警戒し,車や輸送手段での積荷や荷降しの際に正規の許可を持たない人に注意してください。もし誰かに尾けられていると感じたら,混雑した場所に進み,すぐに警察に連絡してください。

家庭での安全

・頑丈な鍵とドアの取り付け,あるいはより高度なホームセキュリティシステムを設置するなど可能であれば,ご自宅の警備機能に投資してください。

・誰があなたの家にアクセスできるかに注意してください。 悪賢い強盗は,庭師や家事手伝いなどの家事労働者になりすまし,その機会を利用して家から物品を盗みます。

・休日中は,子どもたちは家にいる可能性があるので,見知らぬ人と話さないよう,安全でないと感じたら大声で助けを求めるよう教えてください。また,個人情報を決して教えないよう,そして警察への連絡方法を教えてください。子供を家に残すときは,できるだけ代わりに信頼できる親族や責任ある介護者を常に手配してください。

交通手段

・公共の交通機関,特にタクシーを利用するときは,ナンバープレートの番号,色,車種を必ず覚えておいてください。タクシーに乗るときは常に信頼できる人に知らせ,これらの情報を共有してください。予定のルートから迂回するように求めてくるドライバーには注意してください。

・タクシーの運転手もまた,警戒を怠らず,本物の乗客を装った犯罪者に注意し,男性のグループを運ぶことを避け,迂回を求めてくる乗客に注意してください。

・飲酒運転はしないでください。過度のアルコールを消費する場合に備えて,イベントに参加する際には指定されたドライバーを用意してください。また,これらのイベントでは車両が適切に保護されていることを確認してください。

・旅行中はすべての道路法規に従い,警察の指示に従ってください。

 犯罪通報はためらわず,警察(緊急電話 119,クライムストップ311,または最寄りの警察署)へお願いします。

在ジャマイカ日本大使館

Embassy of Japan in Jamaica

NCB Towers, North Tower, 6th Floor, 2 Oxford Rd, Kingston 5

tel:1(876)929-3338/9 fax:1(876)968-1373

http://www.jamaica.emb-japan.go.jp/

(緊急時:*FM radio: 87.9Mhz)