●本21日、ボゴタ市内を始め，コロンビア国内各都市で政府の対応の強化や政策の改善を求めるデモや集会が、引き続き行われています。
●ボゴタ市のセントロ地区をはじめ、一部の地域では過激なデモ隊と警察部隊の衝突が発生し、現在も続いています。
●不要不急の外出は控え、安全を確保して下さい。また，警察部隊との衝突が発生している地域には決して近づかないで下さい。引き続き、最新情報の入手に努めてください。
１ １１月２１日（木）に呼びかけられた全国ストライキでは，ボゴタ市を始め国内各都市で大規模なデモが行われ、現在も続いています。概ねデモは平和的に行われていましたが、一部の過激なデモ参加者が投石したり駅施設の窓を割ったり落書きする等、暴力行為も発生しています。これに対し警察部隊が催涙ガスを使用し、複数の逮捕者が出る等、一部地域では現在も衝突が続いています。これらの衝突がどのような展開を見せるかは予想が困難な状況です。
２ ボゴタ市内で現在も次のような場所で衝突が続いてる模様で、その他の場所もデモ隊の移動に伴い偶発的な衝突が発生するおそれがあります。
・セントロ地区、ボリーバル広場
・スバ地区(Ave.Ciudad de CaliとAve.Subaの交差点付近)
・国立大学及びIconotec付近
３ カリ市には、本21日午後７時以降の外出禁止令が発令されました。ボゴタ市では現在までのところ外出禁止令は発令されていませんが、日没後も一部地域で衝突が続くことも考えられます。
４ ついては，不測の事態が発生する可能性もありますので，不要不急の外出を控えてください。やむを得ず外出する場合，上記情勢に留意の上，最新情報を入手し，これらの地域には決して近づかないで下さい。また、上記以外の地域でも、デモ等がある場合には、不測の事態に巻き込まれることのないよう、決して近づかず、直ちにその場から離れ，安全な場所へ避難してください。
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