【安全情報１０月分】当地報道より，殺人，強盗事件や自然災害など，先月１０月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。
１ 司法警察（ＯＩＪ）によると，今年1月1日〜9月26日までにサンホセ市中心部において強盗事件が1,413件発生しています。地区別でみると，ホスピタル地区505件，カテドラル地区371件，メルセー地区301件，カルメン地区236件となっており，犯行種別でみると，刃物による犯行424件，けん銃406件，ひったくり385件，後ろから襲う126件，脅す72件となっております。
被害品では携帯電話が最も多く，18:00〜21:00が最も犯行の多い時間帯となっております。
司法警察（ＯＩＪ）は，
・暗い場所を夜遅く歩かない。
・1人で歩かない。
・携帯電話を手に持って歩かない。
・周囲の人に気をつける。
等，注意を呼びかけておりますので，在留邦人の皆様におかれましても，強盗の標的とならないよう注意いただくとともに，万が一事件に遭遇した場合には，抵抗せずに要求に従うなど，身の安全を最優先とする行動を心がけるよう，お願い申し上げます。
２ サンホセ市サバナ公園の野球場近くの路上で殺人事件が発生しました。状況は，女性が帰宅途中バス停に向かって歩いていたところ，携帯電話を奪われそうになりました。助けに入った２５才男性が，刃物で腹部を刺され殺害されたものでした。その後，犯人は自転車に乗って逃走した模様。
上記のように，最近首都圏や我々の生活圏内での強盗や窃盗事件が多く発生しております。犯罪被害に巻き込まれないよう十分注意するとともに，万が一，事件に遭遇した場合には，速やかに現場から離れる等，身の安全の確保を最優先に考えた行動を心掛けてください。
●サンホセ県
「２５歳の男性，刃物で刺され殺害」（殺人事件）
１０月１７日午後６時０５分，サンホセ市サバナ公園南側の野球場近くの路上で２５歳の男性が刃物で刺され殺害された。銀行に勤めている女性が帰宅するためバス停に向かって歩いていたところ，携帯電話を奪われそうになり，助けに入った男性が刃物で刺され殺害された。犯人は自転車に乗って逃走した。
「３５歳男性，銃撃され死亡」（殺人事件）
１０月２９日午後９時３０分，ティバス市で３５歳男性が自宅近くでオートバイに乗って出かけようとしたところ，銃撃され死亡した。この銃撃で付近にいた女性も銃弾を受けてけがを負った。
「３５歳男性，銃撃され死亡」（殺人事件）
１０月２９日午前３時３０分，エスカス市サンラファエルの路上で２３歳の男性ともう１人の男性が銃撃され死亡した。犯人の男性２人は車に乗って逃走した。被害者は麻薬関連で警察の間では有名な人物だった。
●カルタゴ県
「５６歳の男性，刃物で殺害」（殺人事件）
１０月２６日午後３時００分，トゥリアルバ市で５６歳男性が別の男性と口論となり，刃物で刺され殺害された。
●プンタレナス県
「男性１名，銃撃され死亡」（殺人事件）
１０月２４日午前１時００分，プンタレナス市でオートバイに乗った２人組の男性が，別のオートバイに乗った男性を銃撃し殺害した。犯人は逃走中で詳細は調査中。
「男性１名，銃撃され死亡」（殺人事件）
１０月２４日午後８時００分，プンタレナス市の路上である男性がオートバイに乗った２人組に銃撃され殺害された。被害者は１２年の刑期を終えて出所したばかりだった。
●アラフエラ県
「バーのオーナー，強盗犯に銃撃され死亡」（殺人事件）
１０月１９日未明，サンカルロス市のバーで閉店後バーのオーナーと従業員男女２名が店に残っていたところ，裏口から２人組の強盗が入ってきた。オーナーと従業員男性が抵抗したところ，犯人に銃撃され死亡した。
「ナショナル銀行に強盗」（強盗事件）
１０月１８日昼過ぎ，サンカルロス市タマリンドのナショナル銀行に５人の武装した男性グループが強盗に入り，現金を奪って逃走した。被害金額は不明で，店内にいた１人が銃で頭部を殴られけがを負った。
●リモン県
主要事件の報道はなし。
●グアナカステ県
主要事件の報道はなし。
●エレディア県
主要事件の報道はなし。
以上
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel：(506)2232-1255 Fax：(506)2231-3140
E-mail：embjapon@sj.mofa.go.jp
URL：http://www.cr.emb-japon.go.jp/japones/index-j.htm
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