抗議行動の発生に伴う注意喚起(30日9時00分現在)

ポイント

●抗議活動は31日(木)以降も継続して開催される可能性があります。

●抗議行動参加者による国内各地での道路封鎖が継続しています。抗議行動参加者は、29日(火)のハリーリ首相の辞任を受けて、30日(水)以降道路封鎖を止める模様との情報があります。

●抗議行動参加者と政党支持者や治安部隊等の間で小競り合いや衝突事案が発生しています。

●抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。道路が突発的に閉鎖される可能性もあります。特に空港を利用される方は事前に航空会社の運行情報や道路情報等を確認し、時間にゆとりをもって行動されるようお願いします。

本文

●10月17日(木)夜から始まった政府に対する抗議活動は、14日目となる30日(水)もベイルート中心部のダウンタウン地区を始め全国各地で継続して行われています。抗議活動は31日(木)以降も継続して開催される可能性があります。

●抗議行動は概ね平和的に行われておりますが、抗議行動参加者による国内各地での道路封鎖が継続しております。

●抗議行動参加者と政党支持者や治安部隊等の間で小競り合いや衝突事案が発生しています。

●29日(火)夕刻、ハリーリ首相は抗議行動を受けて調整を進めていた内閣改造や新内閣に向けた取組みが行き詰ったことを受けて辞任を表明しました。抗議行動は同首相の辞任後も続く見込みですが、ハリーリ首相の辞任を受けて、30日(水)以降道路封鎖は止める模様との情報があります。

●国内の銀行・学校は18日以降休業が続いています。今のところ、市中の銀行ATMでの現金の引き出しは可能のようですが、国内外への送金ができない状態となっています。また、道路封鎖と物流の停滞が長期化すれば、今後、食料品等の日常必需品やガソリン等の調達に支障が生じるおそれがあります。

●抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。道路が突発的に閉鎖される可能性もあります。特に空港を利用される方は事前に航空会社の運行情報や道路情報等を確認し、時間にゆとりをもって行動されるようお願いします。

ベイルート国際空港のHP)

https://www.beirutairport.gov.lb/

●在レバノン日本国大使館の来館者用駐車場が交通規制のため利用できなくなり、来館者の方に対して通常とは異なる経路でのお越しをお願いすることになる可能性があります。来館される方におかれては以下の来館案内をご確認願います。

(抗議活動に伴う道路封鎖時における在レバノン大使館への入館経路ついて)

https://www.lb.emb-japan.go.jp/files/000530279.pdf

その他不明な点等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせください。

●在レバノン日本国大使館

 代表電話番号:+961-1-989751〜3

 領事直通:+961-1-989856/01-989855

 領事携帯:+961-3-366018/03-345977

 領事緊急:+961-3-362540

 FAX番号:+961-1-989754