フェスティバルシーズンにおけるテロへの注意喚起

インドでは,ヒンドゥー教の祝祭日であるダシェラ(10月8日)やディワリ(10月27日)を控え,10月上旬よりフェスティバルシーズンに入っており,これに伴いテロリスト等に関する報道も増えてきており,テロ発生のリスクが通常よりも高まってきています。

邦人の皆様におかれては,この期間,不測の事態に対する更なる注意が必要です。

1 これまでの報道は次のとおりです。

(1)9月16日,パキスタンに拠点を置くJaish-e-Mohammad(JeM)がインド国内の11の駅と6つの寺院を10月8日のダシェラ祭に合わせて爆破する旨を予告。

(2)9月22日,デリー東部のアクシャルダム寺院(Akshardham Temple)近くで検問中の警察が不審車両から発砲を受けるという事案が発生。犯人らは未だ逃走中。

(3)10月3日,JeM所属の4名の武装テロリストがデリーに潜入し,フェスティバル期間中にテロ攻撃を仕掛けるとの情報あり。

2 つきましては,在留邦人の皆様,インド渡航中の皆様におかれましては,テロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報の入手に努め,特に,テロの標的となりうる公共交通機関,空港,駅,市場など多数の人が集まる場所には用事のない限り近づかない,公共交通機関の利用や繁華街等への外出が必要な場合には,滞在を必要最小限とし,周囲の状況,特に不審車両や不審物の有無等周囲の状況に一層の注意を払うなど安全対策に十分心掛けてください。また,テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。

3 テロ等対策に関しては,外務省海外安全ホームページに掲載されている以下の情報も併せてご参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html

また,インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載されていいますので,ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。

(問い合わせ窓口)

○在インド日本国大使館

電話: (91) -11-4610-4610

メール:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

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