大統領選挙実施に伴う注意喚起(その9)

●ベンサラ国家元首が12月12日の大統領選挙の実施を公式に発表したところ,野党を中心に強く反対する動きがあります。

●政府要人が他県からデモ・集会目的で首都アルジェに流入する者に対し,県境で厳しく取り締まると発言しているため注意が必要です。

1 15日,ベンサラ国家元首が12月12日に大統領選挙を実施すると公式に発表しました。これに対し,野党を中心に強く反対する動きがあり,デモや集会参加者等も不満を表明しているとの報道があります。

2 18日,ガイド・サラ国軍参謀総長が他県からデモ・集会目的で首都アルジェに入ろうとする者を輸送するバス等の車両を県境で押収し罰金を科すと発言し,デモ・集会参加者はこれに強く反発しているとの報道があります。

3 また,デモ活動家等の勾留も継続しており,その解放を求める動きも報じられています。

4 つきましては,首都アルジェとの県境や幹線道路等で今まで以上に当局の規制が厳しくなり,治安当局とデモ・集会参加者のトラブルの可能生も排除されないため,最新の関連情報の入手に努め,デモや集会等が予定されている地域には近寄らないようにしてください。平和的な集まりであっても,瞬時に暴力的なものとなったりする危険性も否定できませんので,デモ等に遭遇した際には早急にその場を離れるなど,自身の安全対策に万全を期すようお願いいたします。

(問い合わせ先)

アルジェリア日本国大使館

住所:1, Chemin El Bakri, Ben Aknoun, 16028 Alger

電話:+213 (0)21 91 20 04 FAX:+213 (0)21 91 20 46

メール:eal-mm@al.mofa.go.jp

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