【緊急】南アフリカ資本系店舗等への襲撃(各地の動き、注意喚起など)

●当地報道によれば、昨3日(火)から本4日(水)にかけ、南アフリカ共和国系資本の店舗等を狙った襲撃、略奪や焼き討ち、抗議行動などがアブジャラゴスなどで発生しており、被害に遭った一部企業は全従業員に対し自宅待機通告を発出しています。

●本件は南アフリカ共和国各地で現在発生している、ナイジェリア人をはじめとする外国人襲撃・殺傷事件に影響されたものと思われ、南ア本国では未だ収束に至っていないことから、同様の騒擾事案が明日以降も各地で発生する可能性があり、現状は依然として予断を許さない状況です。

●皆様(特に南ア系店舗所在区域にお住まいの方々)におかれては,最新の関連情報の入手と身辺の安全確保にお努めください。

(1)当地報道によれば、昨3日(火)から本4日(水)にかけ、南アフリカ共和国系資本の店舗(SHOPLITE、MTNなど)を狙った襲撃、略奪や焼き討ち、抗議行動などが首都アブジャや最大都市ラゴスなどで発生しています。ラゴス(Lagos)、イバダン(Ibadan)、ウヨ(Uyo)で直営店舗が襲撃されたMTNは、本社より全従業員に対し、自宅待機通告を発出しています。

(2)また、本4日(水)、アブジャ市郊外 Airport Road にある南ア系スーパーマーケット SHOPLITE店舗前に百名超規模の群衆が集まり、タイヤを積み上げて燃やしたり投石を行ったほか、警察車両3台を破壊するなどしたため、当該店舗は閉鎖を余儀なくされており、鎮圧に当たった警備当局から催涙ガス弾が使用されるなどの騒動にまで発展し、当該地点に通じる道路は封鎖されている模様です。

2 本件は南アフリカ共和国各地で現在発生している、ナイジェリア人をはじめとする外国人襲撃・殺傷事件に影響されたものと思われ、南ア本国では未だ収束に至っていないことから、同様の騒擾事案が明日以降も各地で発生する可能性があり、現状は依然として予断を許さない状況です。

3 皆様(特に南ア系店舗所在区域にお住まいの方々)におかれては、今後、最新の関連情報の入手に各々お努めいただくとともに,首都アブジャラゴス等の大都市圏に限らず、その他の区域においても、本件が落ち着くまでの間、身辺の安全確保にご留意ください。

(現地在外公館連絡先)

◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

電話:090-6000-9019 または 090-6000-9099

※国外からは(国番号234)90-6000-9019 または 90-6000-9099

夜間緊急連絡用電話:080-3629-0293

※国外からは(国番号234)80-3629-0293

ホームページ: http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/

電子メール : visanigeria@la.mofa.go.jp

(了)